集中力を持続させて、効率的に働くには、どうすればよい?

今回の話は、
集中力を持続させて、
効率的に働くには、
どうすればよいか?
について。

それには
便利なテクニックがあり、
その方法を利用すれば、
1日中集中力を維持させるのも
可能になる。

そのテクニックは
いったいどんなものか? 
が今回のテーマ。

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それは
「マイクロ・バースト・エクササイズ」
と呼ばれるものだ。

ざっくり言うと、
短時間の運動を
時間をあけて
何度も繰り返す方法だ。

一般的には、
人間が集中できる時間は
限度があり、
長い人でもせいぜい3~4時間
と言われている。

これ以上の時間を
無理して頑張っても、
集中力は低下して
効率はダウンする。

しかし
マイクロ・バースト・エクササイズ
を取り入れれば、
集中力がめちゃくちゃ伸びて、
4時間を超えてもへっちゃらだ!

それだけではなく、
長時間の労働後にも
疲れをあまり感じなくなる。

なんて魅力的な方法か!

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マイクロ・バースト・エクササイズの
具体的なやり方は、
このテクニックの裏付けとなる
実験を見れば、分かりやすい。

その実験では、被験者を
2つのグループに分けた。

一つ目のグループ(A)には、
朝起きてから、午前中早くに
30分間運動して貰い、
その後、6時間継続して働くよう
指示した。

2つ目のグループ(B)には、
6時間の労働中に
5分間の運動を
一時間おきに6回するよう
指図した。

グループAも、Bも、
労働時間は同じく
合計6時間。

そして、運動時間も同様に
両グループとも30分間だ。

実験の目的は、
どちらのグループの方が
集中力を維持できるかを
調べること。

実験結果は次の通りだ。

最初の1~2時間は、
まとめて30分間運動したAの方が
良い結果を出した。

しかし、
その後の経過を観察すれば、
5分間の運動を1時間おきにした
グループBの方が、
集中力が安定して高かった
と判明した。

つまり、短期戦では、
まとめて運動した方が
効果があり、

長期戦になれば、
ちょこちょこと定期的に
少ない運動を繰り返す方が
より良い結果を生む
ということだ。

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マイクロ・バースト・エクササイズは、
1日中、高い集中力を一定して
維持できる効果だけではなく、
他のことでも利点が見られた。

それは、
1日の仕事が終わった後、
疲労感があまりないこと。

つまり、
活力維持にも役立つ!
と言うことだ。

更に、以前と比べれば、
日中に空腹感を感じることも
少なくなった人が多数いた。

そのお陰で
間食が減ったのだ!

間食をしなければ、当然
体重減少にもつながるはず。

ダイエットして
スリムになりたい!
と強く望む人にとっても、
魅力的な方法だ。

マイクロ・バースト・エクササイズ
から得られる恩恵をまとめれば、
集中力維持、疲労感の軽減、
エネルギーレベルアップ、
食欲をコントロールして
体重管理も楽にできること。

なんて素晴らしいことか!

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ただ、
5分という短い時間でも、
1時間おきに運動するのは、
面倒だな~と感じる人も
いるだろう。

たった5分の運動なら、
1回くらいさぼっても
支障ないと思うかもしれない。

でもこれはNGだ。

たったの5分でも、
1度でも欠かしてしまえば、
残念ながら
効果は期待できないからだ。

1時間経ったら、
必ず5分間運動する。

そして再び仕事に戻り、
その後1時間したら、
またエクササイズをする。

ルールに忠実に従い、
このサイクルを
きちんと回すことが重要だ。

5分間の運動は
激しいものでなくてもよい。

外に出て、早歩きの
ウォーキングをするくらいでも
十分だ。

とにかくちょっとでも
身体を動かすことが必要。

仕事に没頭していれば、
時間を忘れてしまう
と心配する人もいるだろう。

そんな場合は、
携帯のタイマーアプリが便利。

1時間おきに
アラームが鳴るように
設定しておけばよい。

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どんな人でも
1日は24時間しかない。

この有限な時間を
集中力を落とさずに
いかに効率よく働き、
いかに生産性を上げるかで
大きな差が出てくるだろう。

集中力持続に有効なのが
マイクロ・バースト・エクササイズだ。

マイクロ・バースト・エクササイズは
1時間働いた後には、
たったの5分だけ運動する。

その後、再び仕事に戻り、
1時間後にまた運動。

この繰り返しを
続けてゆくことだ。

そのお陰で、
集中力が維持できるだけでなく、
エネルギーアップにもつながり、
疲れにくい体になれる!

食欲をコントロールして
体重管理も楽にできる
という魅力的な方法だ。

実践するには
お金もかからないし、
誰でも簡単にできるものだ。

ぜひあなたも
マイクロ・バースト・エクササイズで
効率よく働いて、
生産性を上げてみませんか?