失敗続きで自信をなくしてしまったあなたへ。 こうすれば上手く行く

今回は、失敗続きで
自信をなくしてしまった人が
どうすれば物事を上手く回し、
自信を取り戻せるかについて。

結論を最初に言えば、
「課題を自分に合ったサイズに
噛み砕くこと」。

なぜそれが役に立つのか
詳しくお話したい。

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そもそもなぜ
失敗ばかり続いてしまうのか?

その原因の多くは、
大きな課題を
一気にやろうとするからだ。

自分に合わないサイズのタスクを
自分に課してしまうから、
上手く行かないのだ。

ではどうすればよいか?

それは、大きな課題を
たくさんの小さなサブ課題に
細分化すること。

そして、そのサブ課題を
一つ一つ丁寧に
こなしてゆけばよい。

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たとえば、
ある課題の大きさが100だったら、
最初から100は目指さないこと。

100を5つの20に分けて、
まずは断片である20の
一つをやってみる。

それが完了したら
サブ課題を終了させたということで、
心の内でお祝いする。

そしてその後、
次の20に取り掛かるのだ。

20を5回繰り返して、
すべての20を終了させれば、
100に到達できる!

もし20でもシンドイな
と感じたなら、
それを更に細分化してみる。

20を2つの10に
割ればいいのだ。

この場合、
100に到達するには
10個の10が必要だ。

たくさんしなければ
目標達成できないと思うけれど、
1回につき10やるだけなら
無理も少なく容易にできる。

10回やるのも
負担に感じないはずだ。

このときも
10を終了させるたびに
自分の心の中では「よくやったね」
と自分を褒めてあげること。

どのくらいの大きさに
噛み砕くかは、
ケースバイケース。

100という大きな目標に対して、
1回につき25がちょうどよい
と感じたなら、
25をとりあえず今の目標にする。

そして、25という小さな目標を
4回繰り返せばよいのだ。

25が大きすぎるなら、
20を5回でも、
10を10回でも、
5を20回でも構わない。

サブ課題の大きさは、
自分にとって
ちょっとだけ背伸びすれば
できるくらいが望ましい。

大きすぎれば負担になり、
挫折するだろう。

逆に小さすぎれば、
退屈でツマラナイものになる。

少し手応えがあるくらいが
ちょうどよい。

毎回同じ大きさの目標を
立てる必要もない。

あることを
暫くやり続ければ、
最初は10しかできなくても、
そのうち一気に20やることも
可能になるからだ。

加速度がつき始めれば、
一回にできることが
どんどん大きくなってゆく。

実践して様子を見ながら、
大きな負担にならないくらい、
ちょっと背伸びすればできる量を
一つの目標にして、
それをこなしてゆけばよい。

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こんな話をすれば、
「私は目標を
高く設定したいので……」
と言う人がいる。

小さな目標よりも、
大きな目標の方が立派だし、
遣り甲斐もあると考えるのだろう。

しかし、失敗を繰り返して
挫折ばかりしている人は
大きな目標よりも、小さなものの方が
上手く行きやすい。

失敗続きで
思うようにならない! と嘆けば、
「自分はダメだな」
と感じることもしばしば。

すっかり
やる気を失ってしまうだろう。

何度か挑戦して
どれも失敗に終われば、
「どうせ自分には無理だ」
と考えるようになり、
チャレンジすることを諦めてしまう。

その結果、
何もやらなくなってしまうのだ。

何もしなければ、
失敗することもないから、
それが一番だ
と消極的な姿勢になる。

でも、これでは勿体ない!

やってみれば
自分にも様々な可能性があるのに、
その可能性の機会も
自ら逃してしまうからだ。

自分に合ったサイズのサブ課題を
とりあえずは今の目標としても、
悪いことはないはず。

なぜなら、
その小さな目標を達成後、
すぐに次のサブ課題に
移ることができるから。

大きな目標は単に
方向性ととらえるだけで、
一つの大きな目標を幾つもの
小さな目標に分割した方が賢明だ。

小さなものでも、
次から次へとクリアするうちに、
徐々に大きな目標に
近づけるからだ。

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このやり方の良いところは、
自分に合ったサイズに噛み砕くから、
一回一回は大きな負担にならず、
割とラクして目標達成できること。

サブ課題をとりあえずは
今の目標と設定すれば、
それを達成したときには
脳からドーパミンが分泌され、
達成感による喜びでハッピーになれる。

小さな目標でも、その都度喜んで
達成感を
噛みしめてみればよいだろう。

少し背伸びするくらいの
小さなことでも、
「できた!」と喜ぶときには
小さな自信がつくはずだ。

大きな自信は突然つくものではなく、
小さな成功体験を
何度も繰り返すうちに、
徐々に身についてゆくものだ。

自分のペースで焦らずに
少しずつ自信を
大きく育ててゆけばよい。

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もしあなたが失敗続きで
自信をなくしてしまったなら、
ぜひこの方法で
再度試して欲しい。

大きな課題を
一気にやろうとはせず、
課題を自分に合ったサイズに
噛み砕くことだ。

分割しても大変なら、
自分が無理なくできるまで
小さなものにしてOK。

小さなサブ課題が沢山あっても、
一つ一つは
大きなプレッシャーに感じないので、
難なく継続するのも可能だ。

小さなサブ課題を
その時々の目標にして、
達成するたびに
心の内でお祝いしよう!

その際は達成感を
十分噛みしめてみて!

次から次へと
サブ課題をこなすうちに、
小さな成功体験が積み重なり、
気づけば大きな自信に
発展していることだろう。

焦って急ぐことはない。
自分のペースで
やってゆけばよい!

実践すれば分かるけれど、
このやり方は超効果的!

ぜひあなたも
試してみてね。