今回は、
すぐに行動しよう!
という話。
その理由は、すぐやる人は
すべてを勝ち取れるからだ。
なぜそうなのか?
解説したい。
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仕事ができる人。
何かしらの分野で
成功している人。
彼らの共通点は、
「思い立ったら、
すぐやること」。
なぜ
すぐ行動すれば、
成功できるのか?
その理由は、
そうすることで、
適切な試行錯誤のサイクルを
回し始められるからだ。
トライアル&エラーを
繰り返すことで、
人は成功に近づけるもの。
このプロセスなしでは、
大きなことを成し遂げるのも
不可能だ。
すぐに行動すれば、
的を得たトライアル&エラーを
早い段階で
進めることもできる。
よって、周囲の人たちよりも、
有利な状態で先頭を切ることも
可能だ。
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しかし、
「すぐやること」を
否定的に捉える人も多い。
何も考えずに、向こう見ずに
猛烈な勢いで
突き進むことは愚かだ!
と考えるから。
新しいことを始める際は、
十分下調べをしてから、
色々検討した上で、
やった方が賢いと信じるからだ。
こう思う人たちは、
「しっかり考えてから動いた方が
成功確率が高くなる」
と主張する。
確かに、彼らの言うことは、
正しいように聞こえる。
しかし実際には、
この考え方は多くのケースで
有効ではない。
なぜなら、行動しなければ、
的外れなことを沢山して、
不必要に貴重な時間や労力を
失うことになるからだ。
「とにかくすぐやる」の姿勢は
最初のうちは、確かに猪突猛進。
でもこれにより、
的を得た試行錯誤のサイクルに
入ることが可能になる。
行動を始めたお陰で、
考える量が多くなり、
考える内容も適切で
質も高くなるからだ。
実際に試してみれば、
最初の壁にぶち当たる。
その時が、思考開始の
合図のようなものだ。
これを機会に
「なぜ上手く行かないのか?」
「どうすれば、
この壁を乗り越えられるか?」
を考え始めることになる。
問題解決のために
試行錯誤が始まり、
色々トライするうちに、
様々なことを学び、
少しずつステップアップが可能となる。
一つ壁を乗り越えても、
暫くすれば、
次の壁にぶち当たるだろう。
その時も、前回と同じように
「どうすれば上手く行くか?」
を集中して考え、
更に改善を加えてゆくのが重要だ。
このプロセスの繰り返しが、
やがては大きなものになり、
人を成功に導くものだ。
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じっくり考えてから
行動に移った方がよいと
考える人たちは、
実際に行動を始めた人が
ぶち当たる壁を
正しく想像できない。
そのため、不適切な事柄に
時間や労力を費やして、
無駄に自分のリソースを
浪費してしまう。
クマのいない森に行くのに、
「クマが出たら、どうしよう?」
と考えて、そのための準備を
何時間もかけて
しているようなものだ。
それに対して、
実際に行動を始める人は、
「このことは考えるに値する」
と自分の目で確かめて、
的を得た課題に取り組める。
「じっくり考えてから……」
「十分検討してから……」
というのは、
前向きな響きはするが、
現実的には、今考えることを
後ろ倒しにしているのと同じ。
今考えるべきことを
放棄するのと同等だ。
思い立った時が
モチベーションのピーク。
自分の中で寝かせてしまえば、
そのうち興味も薄れて、
どうでもよくなり、
結局はやらなかった
という結果で終わる。
「やっていれば、ハマっていた」
「やっておけば、成長していた」
「やっておけば、事業も拡大していた」
なんてことになるのだ。
これらの言葉は、何も試さずに
機会を見送ることで生じた損失を
後悔するのに用いられるもの。
残念なことではないか?
もちろん、
やっても上手く行かないことも
よくある話。
そんな時は、「これはダメだ!」
と明らかになった時点で、
サッサと損切りすればよい。
「あの時、~しておけばよかった」
と失われたものを悔やむよりも、
やってみてダメだと分かり
やめた方が、後々の後悔もない。
せっかくの人生。
そちらの方が
よっぽどマシなのでは
ないだろうか?
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ではどうしたら
すぐやる人になれるか?
そのコツは、
完璧主義的な考えを捨て、
着手主義の姿勢を持つこと。
最初から大きなことを
パーフェクトにやろうと思えば、
「失敗したら、どうしよう」
と心配になり、尻込みして、
何もできなくなる。
行動がなければ、
現状は変わらないし、
進化成長も見込めない。
頭の中では色々考えたけれど、
結局は「何もできなかった」
で終わってしまう。
そんなのは勿体ないことだ。
新しいことに
取り掛かる時点では、
「完璧にやる」「上手にやる」
「上手くやる」の考えは、
きれいサッパリ忘れよう!
それよりも、
実際に始めることに
重きを置き、
最初の一歩を踏み出せた自分を
褒め称えてあげることだ。
やっているうちに、
様々な障害や壁に
ぶつかるだろう。
それは当然のこと。
そんな場合も、怖じけたり、
焦ったりする必要はない。
障害や困難に直面したら、
一つずつ着実に解決して、
マイペースで乗り越えてゆけば
よいからだ。
そのたびに
学習することも多く、
自分のやり方も
徐々に向上してゆく。
小さなステップを踏みながら、
小さな成功体験を沢山
積み上げるとよいだろう。
「昨日できなかったことが
今日はできるようになった」
という感じで、
焦らずに着実に進めばよい。
日々の課題を淡々とこなし、
小さな成功体験を積むうちに
気がついたら、
大きなことを成し遂げていた!
と驚く日が来るからだ。
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思い立ったら
すぐに行動しよう!
すぐやる人が
すべてを勝ち取れるから!
新しいことを始めれば、
必ず壁にぶち当たる。
ここからが本当の勝負だ。
「どうすれば
その壁を乗り越えられるか?」
色々考えてみて、
再びトライしてみる。
的を得た試行錯誤のサイクルに
自分自身を入れるには、
実際にやるしかないのだ。
さもないと
的外れなことを考えるのに
多大な時間や労力を
無駄遣いしてしまう。
最初からパーフェクトには
行かないのは、当たり前。
完璧にやろうと思う気持ちは
サッサと捨てて、
とにかく着手しよう!
行動することで、
トライアル&エラーを繰り返して、
少しずつ進化成長してゆけばよい。
思い立ったら、すぐに行動!
これが一番!
とにかく動いてみてね!