今回のテーマは、
「メタ認知力」を鍛えることにより、
人間関係を円滑にし、
人生をより充実させよう!
という内容です。
このスキルが向上すれば、
人間関係や職場での問題が少なくなり、
他人との関わりも
ストレスフリーになります。
さらに、物事が
以前よりもスムーズに進展し、
人生が一層豊かになるでしょう。
勝間和代さんの意見を参考に、
メタ認知力を高める重要性について
語ってみます。
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メタ認知って一体何? その重要性とは?
さて、始めに「メタ認知」って
一体何なのでしょうか?
ここで簡単に説明しましょう。
「メタ認知」とは、
自分が何を認知しているのかを
客観的に理解するスキルです。
言い換えれば、自分の思考や感情を
主観的な視点ではなく、
客観的な視点で捉える能力のこと。
メタ認知力を高めるためには、
自分を第三者のように
客観的に観察する姿勢が必要です。
メタ認知ができると、
自分の立場だけでなく、
相手の立場や状況もしっかりと把握でき、
物事を冷静に進められるようになります。
感情や先入観に
影響されずに行動できるため、
目標を達成する力や
問題解決能力も向上します。
その結果、
職場でのトラブルが減少し、
物事もスムーズに進むようになります。
さらに、
他人に対する配慮も増えるため、
人間関係も円滑になるでしょう。
メタ認知力を高めることで
得られる恩恵は多いので、
このスキルを意識的に鍛えたほうが賢明です。
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メタ認知力がある人とない人、その違いは?
勝間さんの経験を参考にすると、
彼女が「スマホのテザリングは超便利」
という内容の動画をYouTubeに
アップロードしたことがきっかけで、
多くのコメントが寄せられました。
動画のコメント欄で
意見を残したのは
主に2つのグループです。
一つは、
「そんなことは既に知ってる。
何で今更動画で話すの?」
と疑問に思う人々。
もう一つは、
「確かに自分は知っているが、
知らない人もいる。
その人たちには有用だろう」
という見解の人たち。
勝間さんによると、
前者のグループは
自分の視点と動画の内容しか
考慮しておらず、
それ以外の視点は
まったく認識されていません。
一方で、後者のグループは
自分の視点と勝間さんの動画内容、
「そんなの知っているよ」という人たちの視点、
さらには、そういった異なる視点を持つ
関係者すべてを、超越した場所から観察し、
全体として客観的に捉えています。
結論として、
前者はメタ認知力が欠けているグループ、
後者はそれがあるグループ
と言えるでしょう。
では、メタ認知力がないと
どうなるのでしょうか?
人間関係においては、
自分の主観しか考慮しないため、
自己中心的な判断をしてしまい、
トラブルが起きやすくなるでしょう。
意見が食い違えば、
対立がエスカレートする可能性も
あります。
しかし、
双方がメタ認知力を持っていれば、
意見の違いがあっても
冷静に議論ができるでしょう。
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かつて私もメタ認知ができていなかった!
自分自身について思い返してみると、
以前に比べて、少しづつメタ認知が
できるようになったと感じています。
過去の私は、
感情の大波に飲み込まれ、
自分自身を見失いがちでした。
特に親子関係でその傾向が顕著で、
母親からのちょっとした一言で、
ネガティブな感情の大波に
流されていました。
そうなると、
外界はもはや視野から消えて、
ただ水の中で苦しむばかりです。
私は
心理カウンセラーのサポートを受けながら、
自分自身を客観的に見る練習を
行いました。
始めは難しかったですが、
練習を重ねるうちに
少しづつスキルが
身についてゆきました。
今でも感情の波が
押し寄せそうな瞬間はあります。
メタ認知ができるときと、
そうでないときがあります。
しかし、
自分を俯瞰する練習を意識することで、
徐々に気持ちが楽になってきたのです!
自分が解放される感覚を得るだけでなく、
相手(特に両親)に対しても
攻撃的にならなくなりました。
そのおかげで、以前よくあった
言い争いや不快な会話も
避けられるようになったと思います。
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どうやってメタ認知力を高めるの?
メタ認知力をいかに高めるか、
という問いに対して、
以下のような方法が有効です。
まず、自分自身から一歩距離を置き、
上から俯瞰するように
自分を観察するといいでしょう。
具体的には、「今の状況」「思考」
「気分」「行動」や「体の反応」など、
自分自身を意識しつつ
客観的に観察する姿勢を
持つことが大切です。
ただ頭の中で考えるだけでなく、
実際に紙とペンを手に取り、
自分の思いや感じたことを
書き出してみるとよいでしょう。
このアプローチによって、
自分の周囲で起こる出来事や
自分自身の感情、思考を
客観的に捉えることが
容易になります。
何か問題や悩みがある場合、
心の内にある全てを
紙に書き出してみてください。
そうすることで、
自分自身を客観視する能力が高まり、
精神的な安定にも役立ちます。
自分が持つ思考の癖や習慣には、
自分自身では
気づきにくいこともあるでしょう。
そんな場合、
専門のカウンセラーから
協力を得ることも一つの手段です。
第三者からの観察によって、
自分が持つ思考バイアスや
パラダイムに気づく機会を
得ることもできるからです。
それにより、
自己認識を深める機会も
作られるでしょう。
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メタ認知力を高め、人間関係と人生を豊かにしよう!
自分の主観に没頭すると、
視野が狭くなり、
見逃してしまうことも多いです。
その結果、
他人との摩擦が生じたり、
自分自身が精神的に
辛くなることも少なくありません。
しかし、
自分自身から距離を取り、
高い視点で客観的に観察できれば、
相手の事情や状況についても
思考の余地が生まれます。
要するに、
視野が広がるというわけです。
おかげで、
人間関係が改善され、
自分自身も楽になるという
素晴らしい効果が期待できます。
「メタ認知」に関しては、
Googleで検索すれば
たくさんの情報が得られます。
興味がある方は、
ぜひ調べてみてください。
勝間さんのトークも
非常に参考になるので、
聞いてみることをお勧めします。
「頭を良くするためにはメタ認知をしよう。自分の認知状態を客観視できると、物事の整理が簡単になり、見落としていた情報が手にはいります」
(ユーチューブ 勝間和代さん)
メタ認知力のスキルを鍛えて、
人間関係をスムーズにし、
人生をさらに豊かにしていきましょう!