コンプレックスは誰にでもある! コンプレックスで損しないために

人間は誰でも
何かしらの
コンプレックスがあります。

今回は、
自分のコンプレックスのせいで、
損しないために
心得ておくと役立つことを
お話します。

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最初のポイントは、
自分のコンプレックスで
落ち込むことは
ないということです。

その理由は、
あなたにはそれに相当する
強みや優れた点もあるからです。

例えば、数学が苦手である
というコンプレックスを
持っているとします。

数学では劣っていても、
クリエイティブな才能があり、
美術や音楽において
優れているかもしれません。

私たち人間は、何かしらの
弱点や劣った点を持っています。

数学が苦手な人もいれば、
語学ができない人もいる。
また、コミュニケーションが
上手く取れない人もいます。

しかし、同時に、人は皆、
自分の強みや優れた面も
必ず持っています。

スポーツが得意な人もいれば、
物理や化学に長けている人もいます。
文章を書くのが上手な人も
いるのです。

人それぞれ
得意とする分野や
苦手な分野は異なりますが、
誰でも必ず優れた点と劣った点を
両方持っています。

それなのに、
自分の不得意な分野や
良くできない部分だけに固執して、
悩んだり悔やんだりするのは、
建設的ではありません。

それよりも、自分の得意分野、
良くできることに焦点を当て、
それを活かすように努める方が
賢明です。

自分は気づいていないかも
しれませんが、
必ず良い点や長所はあります。

まずはそれに気づき、
自分の意識を強みに向けるように
心がけてください。

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2つ目のポイントは、
マウンティングをしてくる人に
対処する方法についてです。

自分がコンプレックスを
感じていることにおいて、
マウンティングを取ってくる人が
いることがあります。

例えば、自分のO脚が
コンプレックスになっている場合に、
「歩き方がみっともないから、
歩き方を治した方がいいよ」
と言ってくる人がいます。

この場合は、その人から
距離を取ることをお勧めします。

さもないと、その人の言葉で
自分が傷ついてしまいます。

自分の弱点によって
他人に迷惑がかかっている場合は、
指摘されても仕方がありませんが、
そうでない場合は、
不必要なお節介としか言えません。

このタイプの人と仲良くすると、
不快な気持ちになることが多く、
自分が損してしまうので、
意識して離れる方が無難です。

この際、覚えておくと役立つことは、
マウンティングをする人の
心理状態を理解することです。

マウンティングをする人は、
自分は優っていると
周囲に必死に宣伝していますが、
実は彼らの心の奥底には
劣等感が隠されています。

その劣等感に向き合えず、
自分の中で抑え込んでいるため、
表面上はそんなことはないと
強がりを言って振舞っていますが、
本当のところは脅えている哀れな存在です。

本人は劣等感で苦しんでいるため、
他の人を貶めることで
自分が相対的に優位に立ち、
優越感に浸りたい気持ちが強いのです。

そのため、他人のあら探しをして、
どうでもいいことにいちゃもんをつけ、
嫌がらせをしてくるのです。

しかし、実際は、その本人も
別のことで劣等感にさいなまれており、
その埋め合わせをしたいから、
他人にマウンティングを取り、
自分の心を落ち着けているのです。

よく考えれば、
彼らは哀れな人たちなのです。

そんな人たちと関わるのは避け、
自分から距離を置いて、
その人に近づかないように
することが望ましいです。

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3つ目のポイントは、
「コンプレックス商法」に
騙されないように注意することです。

この世の中には、
消費者の劣等感や危機感を煽り、
コンプレックスや不安を
抱かせることにより、
高額な商品やサービスを
売りつける悪質な商法があります。

この商法では、本当に必要な
商品やサービスではない場合も多く、
価値のないものを
売りつけることもしばしばあります。

それにもかかわらず、
不安や劣等感を解消するために
とても有効で価値があるものだと強調し、
消費者を騙し、高額の商品を
不当に売りつけるのです。

例えば、太り気味で
体形にコンプレックスを持つ人に
高額なダイエットサプリを
販売することや、
美容に関するコンプレックスを
持つ人に対して
高額な美容製品を売ることがあります。

このような商法は、
消費者にとって危険であり、
詐欺行為にも当たる可能性があるため、
注意が必要です。

近づいてきて、親しみを込めたトーンで、
「あなたは、~で悩んでいるんですね。
でも、大丈夫ですよ、
私が勧めるこの商品を購入すれば、
あなたの悩みは一発で解決しますから……」
と言ってくる人には要注意です。

コンプレックスだけではなく、
「今のままでは大変なことになりますよ。
でも、これを買えばあなたは救われます」
というように、不安を煽って
商品を買わせる手法も、
コンプレックス商法と同じくらい危険です。

引っかからないように
気をつけましょう!

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今回の話をまとめると、
どんな人でも必ず
コンプレックスはあるものです。

以下の3つのポイントを心得て、
自分のコンプレックスにより、
損しないように注意しましょう!

1)人間は誰でも弱みと強みを
両方持っています。
Aでは自分は人より
劣っているかもしれませんが、
Bでは自分は優れています。

よって、弱点や短所にばかり
フォーカスを当て、
悩む必要はありません。

自分の強みや優れた面に
焦点を当てて、
それを活かす方向へ進みましょう!

2)自分のコンプレックスに
つけこんでマウンティングをする人が
近くにいたら、
意識して距離を取りましょう。

マウンティングを取る人は、
心の中で強い劣等感に
苛まれているみじめな人たちです。

彼らは他人を貶めることにより、
自分が偉くなったように錯覚して、
自分の心の穴を埋め合わせようと
必死になっています。

そんな人たちに関わることなく、
何も言わずに離れましょう!

3)コンプレックス商法に
引っかからないように
注意しましょう。

消費者の劣等感や危機感を煽り、
不必要で価値のない商品やサービスを
高額で売りつける商法には
注意が必要です。

人間は誰でも
コンプレックスがあることを
忘れないようにしましょう!