ちょっとした記録を
取る習慣を身につけることで、
色々な利益が
得られることがあります。
今回は、
些細なことでもメモを取ったり
記録しておき、
それをあとで振り返ることで、
意外な発見ができ
得することがあるという内容です。
このことは、日常生活の
さまざまな場面で役立ちますが、
特に、頻繁に起こる体の不調に
悩まされている方々には、
試してみることをご提案します。
というのも、この方法を通じて、
私自身が
健康面での大きな発見をしたため、
その結果、健康状態の改善に
つながったからです。
この記事では、私の体験談を
ご紹介したいと思います。
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ちょっと面倒でもやる価値のあること
紙に書き出したり
携帯やパソコンに入力して
記録を残すことは、
慣れないうちは
かなり手間がかかる作業です。
私たちは日々、
仕事や生活のさまざまなことで
忙しく動き回っており、
余分なことはなるべく避けたい
と思うものです。
しかしながら、
記録を残すことで、
物事を客観的に見つめたり、
予想もしなかった発見を
するきっかけになり、
結果として
自分自身が利益を得る場合も
多々あります。
メモ帳にちょっとしたことを
書き出したり、
携帯で小さなメモをすることは、
一度慣れてしまえば、
意外と簡単に行えます。
その少しの面倒くささよりも、
得られるメリットのほうが
大きいと私は最近感じています。
ですから、
皆さんにもぜひ
お試しいただきたいと思うのです。
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私の体験談: 不眠は食事と関係している?
私はかつて
不眠に悩まされる時期がありました。
体は疲れているにもかかわらず、
夜になると頭は冴え渡り、
なかなか眠りにつけませんでした。
活動するほどの元気はなく、
眠れない夜はただ横になり、
床の中で色々なことを
考えることが多かったです。
横になると、
体はある程度休めますが、
頭の中で次々と考えが浮かぶと、
脳は休まらず、翌朝は頭痛とともに
スッキリしない状態で起床していました。
体も重く、気持ちも沈んで、
少し鬱のような状態にもなりました。
「今日一日、乗り切れるだろうか?」
という不安に駆られる日も
少なくなかったです。
そんなある日、健康に詳しく
薬やサプリメントに通じている知人が、
「食事と不眠の関係を
記録してみてはどうか?」
と提案してきました。
それまで私は、
食事と体調の因果関係について
深く考えたことはありませんでしたが、
その提案に「試してみる価値は
あるかもしれない」と思い、
実際に記録を始めました。
ときには
記録を忘れることもありましたが、
約2ヶ月間、夕食に食べたものと
その夜の睡眠状態を
メモすることができました。
そして、その知人の協力を得て、
私はある仮説を立てました。
「グルタミン酸ナトリウムが
不眠を引き起こしているのではないか」
という仮説です。
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メモを取ることで意外な発見が! 不眠と片頭痛が改善された!
そこから実験を始めました。
グルタミン酸ナトリウムを
できるだけ避け、
睡眠状態が改善するかどうか
検証してみたのです。
グルタミン酸ナトリウムは
日本では「味の素」のような
うまみ成分の中に
含まれているものです。
中華料理や加工食品に
多く使われているため、
中華料理をしばらく食べないことにし、
加工食品もなるべく
避けるようにしました。
その結果、どうなったでしょうか?
知人の予想通り、
体は疲れているにもかかわらず、
夜間に脳が異常に覚醒する現象が
大幅に改善されました。
さらに、意外な発見もありました。
これまで時々発生していた
片頭痛や異常な喉の渇きが
完全に止まったのです。
私の不眠の原因は
これだけではないので、その後も
ときどき良く眠れないことがあります。
しかし、この発見以来、
グルタミン酸ナトリウムを避け、
自然な食品に切り替えてから、
私の睡眠問題は大幅に改善されました。
ときどき起こる片頭痛や異常な喉の渇きは
時間差で発生していたため、
グルタミン酸ナトリウムが
原因だとは思いもしませんでした。
しかし、
これを避けるようになってからは、
これらの症状は
完全に消えてなくなりました。
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記録を取ることのメリット
記録をつけて良かった点は
主に2つあります。
まず最初に、
自分を客観的に見ることが
できるようになったことです。
昔の私は
眠れないことに囚われがちで、
少しでも眠れないと
神経質になっていました。
常に不眠に
悩まされているような感覚で、
シンドイと思っていました。
しかし、記録を振り返ってみると、
意外なことが明らかになりました。
自分が感じていたよりも、
実際にはきちんと
眠れている日が多かったことです。
記録をつけなければ、
不眠のために疲れや苦しみで
つらいと思う日が
多いように感じられましたが、
実際は私が思っていたよりも
少なかったのです。
自分の主観と客観的な記録に
大きな差があることに、
私は正直驚きました。
記録をつけて良かった
もう一つの点は、
片頭痛や異常な喉の渇きから
完全に解放されたことです。
これは以前は
考えもしなかったことで、
意外な発見でした。
特に片頭痛に悩んでいた時期には、
やるべきことができなくなり
周囲の人に迷惑をかけることも
ありました。
また、楽しいことを
楽しめなくなったり、
友人との交流の機会を逃してしまうことも
あったので、この発見は
私の生活の質を大いに向上させました。
知人の提案で、
ちょっとしたメモを取ることで、
こんなにも自分にとって
有益なことになるとは、
想像もしていませんでした。
グルタミン酸ナトリウムと不眠の関連を
明らかにすることができただけでなく、
その副産物として、
片頭痛や異常な喉の渇きからも解放され、
これを行って
本当に良かったと今では思います。
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こまめに記録を取ることのすすめ
毎日メモを残すことは、
慣れないと簡単ではありませんが、
ちょっとした工夫で
習慣化することも可能です。
私の場合、キッチンベンチに
メモ帳とペンを置いておき、
気軽にいつでもサッと
書けるようにしています。
そうすることで、
面倒くささを感じることも少なく、
継続しやすくなります。
美しく書く必要はなく、
あとで見てわかる程度なら、
雑な字でも問題ありません。
自分に無理なくできる方法を
見つけることで、継続は
それほど難しくないと思いました。
体調が良くない方の場合、
食事と体調の簡単な記録を
残すだけでも
役立つ可能性があります!
それから、理想的には
毎日書き留めるのがよいですが、
ときには忘れることもあるでしょう。
そんなときでも気にせず、
断続的に記録を残すとよいです。
一定期間の記録がたまれば、
体調の悪いときに食べたもので
共通のものがないかどうか
振り返ることも可能です。
記録を残して、あとで見返して
客観的に物事を見つめたり、
意外な発見をすることは、
食事や体調だけでなく
他の分野にも応用できます。
生活の中でこの方法を
活用できると思ったら、
ぜひ試してみることをおすすめします!