「パニック発作が治らない理由」を引き寄せの法則で説明してみた!

今回の話は、
パニック発作で苦しむ人に
向けたものです。

私も過去に、パニック発作で
かなり悩まされてきた一人です。

しかし、最近では発作は
すっかり起きなくなりました。

私は、これまでの人生で、
発作が頻繁に起こるときと、
そうでないときの両方を
経験してきました。

今回は、そんな私が、
パニック発作から
解放されるためのヒントを
ご紹介したいと思います。

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治そうと努力すればするほど、なぜ治らないのか?

「パニック発作が治らない!」
と悩む人の話を耳にしました。

睡眠、運動、朝の散歩、
禁酒、禁煙、食事に気をつけて、
心身の健康に努めているにも関わらず、
「それでも治らない」と嘆いています。

この話を聞いたとき、私は
「もしかすると、これが原因で
この人のパニック発作が
治らないのでは?」
と思うことがありました。

十分な睡眠を取り、適度な運動をして、
朝、太陽の光を浴びながら散歩をし、
セロトニンを活性化させることは、
心身の健康に役立ちます。

バランスの良い食事を摂り、
体によくないお酒やタバコを避けることも
望ましいです。

このように心身の健康に配慮し、
良好な健康状態を目指すことは
素晴らしいことだと言えるでしょう。

しかし、ここに
大きな落とし穴があります。

パニック発作を治すために、
体に良いことを一生懸命やる際に、
その裏には、パニック発作を
自分から追い出したい、
と強く願う執着があります。

どうしても、パニック発作と
おさらばしたいと思うとき、
自分の意識はパニック発作に
自然と向いてしまいます。

そして、そのことに
集中してしまうのです。

その背後には「執着」というものが
存在します。

別の言い方をすれば、
「パニック発作にとらわれている」
とも言えます。

私自身の経験から言えば、
自分の意識がパニック発作に向き、
執着やとらわれがあるとき、
不快な症状から
解放されることはありませんでした。

不思議なことに、
「パニック発作があってもよい」
と良い意味で諦めがついたとき、
症状は軽減していき、
次第に消えていきました。

「もういいか」
と諦められるようになれば、
症状に対する執着がなくなります。

すると、
自分の意識は別のものに向きやすくなり、
その症状について
あまり考えなくなるのです。

気がつけば、
日々繰り返されていた不快な症状が
消えていました!

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発作が治らない理由は、引き寄せの法則が成功しないのと同じ!

「パニック発作が治らない!」と悩む人と、
「引き寄せの法則が
期待通りにうまくいかない!」
と失望する人は、
共通の原因があるのかもしれません。

「強く願えば願うほど、叶わない」
という現象について、
よく話を聞きます。

それはなぜでしょうか?
その理由を説明します。

「Aになりたい」と強く願うと、
その裏で「今の自分にはAがない」
という事実を無意識に
強調してしまいます。

言い換えれば、
Aがない状態に注目してしまう
結果となるのです。

そうなれば、自然とAがない状態が
引き寄せられてきます。

Aを何としても手に入れたい!
と願うあまりに、
Aに対する執着が増してしまい、
その結果Aがない状態に
意識が集中してしまいます。

そのため、Aを手に入れることは
一層困難になるでしょう。

「パニック発作が治らない」
と嘆く場合も、
同じようなことが言えます。

パニック発作がなくなった
健康な状態を強く望むと、
心のどこかで「現状は健康ではない」
という意識が強くなります。

たとえ本人が
そのことに気づいていなくても、
強く願う気持ちの裏には、
「健康な状態がない」という事実に
フォーカスが当たるのです。

「パニック発作が原因で
健康でない。だから、
パニック発作を自分から追い出したい」
と考えれば考えるほど、
自分の意識はパニック発作に
集中してしまうでしょう。

パニック発作ばかりを
考えていることになるため、
それが引き寄せられてしまう
結果となるのです。

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では、解決策は何?

特定のものにとらわれたり、
執着したりすると、
自分が望む通りに
物事は進まないというのは、
私が長い人生で得た教訓です。

パニック発作があっても大丈夫です!

パニック発作を自分の隣に置いて、
その存在と共存する姿勢を持てば、
執着やとらわれの心は
薄らいでいくでしょう。

その結果、自然と他のことに
意識が向きやすくなります。

自分が楽しめることに焦点を当てれば、
それが最も理想的です。

何か楽しいことに集中していると、
「あれ?この症状、もしかして消えた?」
と気づく日が来るかもしれません。

健康のために
有益なことをするのは素晴らしいですが、
その目的が「パニック発作を治すこと」
であるといった意識が強くなると、
症状はなかなか改善しません。

パニック発作と
共存する心の余裕を持ち、
そういう姿勢で生活していれば、
いつの日か喜ばしい「驚き」を
体験できるでしょう。

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執着ととらわれを手放し、パニック発作を受け入れよう!

ということで、今回のポイントは、
「パニック発作を消そう」
と力を入れすぎると、
執着やとらわれが増してしまい、
逆効果になるということです。

「パニック発作があっても大丈夫」と、
良い意味で諦めれば、
気持ちが軽くなり、意外と
症状が改善する可能性が高いです。

つまり、執着やとらわれを手放し、
パニック発作を受け入れるとよいのです。

この姿勢が、パニック発作と
おさらばするために有効な方法
だと言えます。

もし「パニック発作が治らない!」
とお悩みの方がいれば、
このヒントを参考にしてみてください。