疲れた時には休息する。
心身ともに良好な健康状態で
生きるためには、これは絶対に必要。
ただ、休息すると言っても
具体的に何が休息なのか
分からない時もある。
一番良いのは睡眠を取ることだが
私の場合、疲れた時に
眠れなくなることが多々ある。
では、どうすればいいのか?
が今日のテーマ。
疲れにも2種類ある。
一つは肉体的疲労。
もう一つは精神的な疲れだ。
肉体が疲れている時には
身体が睡眠を必要としているので
簡単に眠れることが多い。
でも、精神的な疲労の場合は
疲れているから寝ようとしても
入眠できなかったり、
浅い眠りになってしまう。
私にとって、精神的な疲労時に
有効なのは、身体を少し動かすこと。
「疲れているのに動くの?
それでは、休息にはならないのでは?」
と考えがちだけど、実は違う。
やり始める時は、ちょっとシンドイな
と感じても、思い切って
身体を動かしてみる。
散歩をしたり、ラジオ体操をしたり、
縄跳びをしたり、軽い運動を
しているうちに、徐々に元気が出てくる。
軽度の運動でも、血流が良くなり、
コチコチに凝り固まった身体が
ほぐれるせいか、運動後は
熟眠できる場合も多い。
悩みがあって、頭の中に
ネガティブ思考がグルグル
回ってしまう時には、
無理に自分の内に
嫌な物を留めておくよりも、
自分の気持ちとか感情を
外に出してしまった方がよい。
自分が信頼できる人がいて
話を聞いて貰えるなら、
悩みを打ち明けた方がよい。
そうでない場合は
自分がどう思っているか、
どう感じているかを
紙に書き出してみる。
その後、書いた紙を
ビリビリに破って
ゴミ箱へ捨てる。
たった、それだけでも、
けっこう心は落ち着くものだ。
泣くことができる人なら
自分の今の暗い気持ちと
似たような音楽をかけて
部屋にこもって泣いてみるとよい。
このアドバイスは陰気に聞こえるけれど
効果は抜群だ。
泣くのはよくないことだ
と思い込んでいる人は多いけれど
私はそうは思わない。
泣くことにより、自分の中から
涙と一緒に嫌なものが出され、
その後は、本当にスッキリする。
心的エネルギーの充電方法は
人それぞれ違う。
大まかな分類をすれば、
外向的志向の人は
精神的な疲労に対して
大勢の友達と一緒に
ワイワイガヤガヤと賑やかに
過ごす方が癒されるそうだ。
それに対して、内向的志向の人は
一人の時間を作った方がよい。
自分だけの空間で
お気に入りの音楽を聴いたり、
瞑想したり、ただぼ~としたりして
他人に気遣うことなく
自分一人の時間を大切にする。
そうすることで、その日に起きたことを
自分の心の中で整理してゆき、
心のエネルギーを取り戻せる。
疲れたときには、何をすれば
自分のエネルギーを取り戻せるかを
自分で心得て、必要な時には
それを実行することが大切だ。
何かやらねばならないことが
あるために、休息したくても
落ち着かない場合もあるだろう。
もし、やる必要があることが
短時間でできることなら、
サッサと済ませてしまい
負担に感じているものを
自分の中からなくしてしまう。
そうすれば、後は安心して
ゆっくり休養できる。
やるべきことが時間がかかる場合は
紙に書き出しておけばよい。
そうすることで、後で思い出せるから。
紙に書き出してしまえば、
忘れる心配はなくなる。
書いておくという行為で
一旦活動休止。
安心してお休みモードに
入れるようにすることだ。
疲れた時でも、ムリして
活動を続けていれば、
ミスが多くなったり、
能率よく活動できないので
けっきょくは時間とエネルギーの
無駄遣いになる。
疲れたと思った時に
できるだけ早くに休む。
そうすれば、再びエネルギーを
取り戻せるまでの時間も
短時間で済む。
無理に無理を重ねると
その後のダウン時間も
長くなるので、
長期的には時間のロスが多い。
疲れた時には
できるだけ、早めに活動を切り上げて
自分にピッタリの
休息方法を用いて
心身ともにエネルギーを
充電するようにしよう。