ムリしすぎていませんか?

小学校高学年にメンタルを酷く病み
学校生活が困難になった私。
でも、今ではすっかり立ち直って
ごく普通の生活をしている。
それでも、「自分はメンタルが弱いな」
と感じることはしばしばだ。
自分の状態を観察して
精神的に不安定になってきた
と感じることがあれば、
メンタル状態が悪化する前に
自分で自分の生活を調整することを
意図的にしている。

そんな私は「自分にとってのムリ」
が起きれば、自分はどのような状態になるか
一応、把握している。
今日は、そのうちの幾つかのポイントを
以下の通り紹介したい。
1)睡眠面
2)食欲面
3)意識面

1)睡眠面
睡眠障害とは長いお付き合いだ。
メンタル状態が一番酷かった子供の頃
ほとんど毎晩、上手く眠れなかった。
精神的に大分落ち着き、
普通の生活ができるようになっても
不眠傾向はずっと続いていた。

今ではストレスが少なければ
まあまあ眠れるかなという感じ。
時々、何かの事情で一晩よく眠れない
ことがあっても、
翌晩は疲れているので、寝れる場合も多い。

ストレス大が長続きすると
不眠傾向が長期間続くようになる。
1週間のうちに、まともに寝れたのは
1~2回という感じで、
昼間はぼーとしてしまい
何をやるもの億劫に感じてしまう。
気持ち的にも憂鬱になってきて
誰にも会いたくない気持ちになる。
この状態は、私にとってストレスが大きすぎ
というサインだ。この時点で
自分の生活を調整して、
ストレス減に努めなければ、
メンタル状態を悪化させる危険がある。

2)食欲面
精神が安定している時には、
腹八分目食べれば、普通に満足できる。
だから、胃腸の調子も良好だ。
でも、ムリしすぎてストレス大になれば
次の2つのうち、どちらかが起きる。
一つは胃腸がムカムカしてきて
気持ちが悪くて、食べたくなくなること。
もう一つは、過食気味になり
食べても食べても満たされず
大食いになってしまうこと。
特に夕食後に、まだ食べたくて
甘い物を極度に欲するようになる。
このどちらかが出た時には
自分がストレスに大きく反応していると
捉えて、自分の生活の見直しをしている。

3)意識面
何か特定のことが気になって
そのことばかりを意識してしまう。
そのために、他のことが全く
見えなくなる現象が起きる。
本当は、自分が気にすること以外にも
それと同じくらい重要なことが
他にもあるはずなのに、
一つのことが気になり出せば
そればかりに気を取られて
物事を満遍なく客観的に
見られなくなる。

自分でもこの現象は病的だと感じている。
特定のことに意識が向きすぎて
他のことが頭に入らなくなれば、
自分の精神が不安定になっている
サインだと解釈する。
この場合も、今の自分には
何が負荷になっているか
をよく考えてみて
生活面で必要な調整をしている。

このように、睡眠面、食欲面、意識面で
自分自身を観察して、
「今、自分はヤバイ状態になってないか」
を自分で観てみることは
メンタルを健康に保つためには
重要なことだと考える。

物事が上手く行っているようでも
上記の点で、自分の状態がイマイチであれば、
今のやり方を継続した結果
長期的に自分はメンタルを病み
時間的な損失をしてしまう場合もある。
そうならないために、
今の自分の生活において
何かムリをしすぎていないか?
考える時間を取ることは大切だ。

さもないと、
せっかく上手く行っていたことも
止まってしまい、自分の心身の状態が
回復するまで、建設的、生産的に
動けなくなるリスクもあるからだ。
そうならないよう、
自分に負荷がかかりすぎてないか
自分のペースを守れているか
自分で自分を守ることは
必要だと感じている。

ムリをしている時に出る反応は
人それぞれ違うだろう。
メンタルを病みやすい人だけでなく、
すべての人にオススメしたいことは
自分自身の心身の状態を観察して
ストレスに対する自分の反応を
把握しておくことだ。