「睡眠不足」は深刻な問題だ。
寝不足は様々な
マイナス面をもたらすからだ。
集中力、記憶力、意思決定能力、
創造性が低下して、
仕事や勉強のパフォーマンスが下がる。
生産性の低下のみならず、
感情のコントロールが
上手くできなくなったり、
憂鬱な気分になったり、
ネガティブ思考が強くなったりして、
あまり良いことはない。
一晩、二晩の一時的な睡眠不足なら、
埋め合わせも難しくないが、
長期に渡る睡眠不足が続けば、
生産性にも、心身の健康にも
強い悪影響を与える。
そう考えれば、睡眠はとても大事だ。
どんなに忙しくても、
適切な睡眠時間をきちんと確保して、
しっかりと寝ることは重要だ。
しかし、そうは言っても、
現代社会は多忙な社会。
十分睡眠を取ることが
困難な場合も多い。
また、時間はあっても
何らかの原因があって、
なかなか寝付けなかったり、
質の良い睡眠を取れない場合もある。
昨夜は良く眠れなかったが、
今日は大事な仕事がある。
大事な試験を受けなければならない。
睡眠不足で頭もぼーとするし、
身体の倦怠感もツライ。
それでも、どうにかして、
上手く今日1日を乗り切りたい
と願うこともあるだろう。
このような時、睡眠不足で
悩む人々に朗報がある。
なんと睡眠不足を補う方法があるらしい。
今日の話はユーチューブ「論文解説チャンネル」
からの情報に基づく。
タイトルは「LIFEHACK –
最新研究で判明! 睡眠不足を補う裏技
を世界一分かりやすく要約してみた」
というもので、
リンクは本ページ下を見て欲しい。
トーク内容は以下の通りだ。
常に多忙で時間に追われている
起業家を対象に行われた研究がある。
その研究結果によると、日中10分間の
「マインドフルネス」実践が、
夜間の44分間の睡眠不足を
補う効果があるらしい。
仕事が忙しすぎて寝る時間が少なくても、
ストレスを感じて眠れない場合にも、
マインドフルネスのエクササイズで、
ある程度、睡眠不足を補える
というステキなお話だ。
なんて、素晴らしいことか!
マインドフルネスとは、「今この瞬間」を
ありのまま感じること。
物事の良し悪しの判断とか、
その他の思考は一切入れず、
今この瞬間に集中してみること。
マインドフルネスは、
鬱病の症状を軽減したり、
集中力や生産性を高める効果がある、
と言われている。
例えば、歯磨きする時に、
マインドフルネスを実践できる。
歯磨きすること自体に集中してみるのだ。
歯を磨きながら、音楽を聴いたり、
考え事をするのではなく、
歯磨きの行為だけに、
自分の意識を集中させる。
歯ブラシが歯茎に当たる時の感覚や
歯磨き粉の味に注目しながら、
歯を磨くことだけに意識を向ける。
その時、自分が感じることを、
何もジャッジせず、ありのままに感じてみる。
マインドフルネスは、色々な実践方法がある。
歩くマインドフルネス。
食べるマインドフルネス。
周囲にある物の色に集中する
マインドフルネス。
入浴やシャワーを浴びる時の
マインドフルネス。
自分の呼吸に意識を向ける
マインドフルネス等々。
色々な活動のなかで、
マインドフルネスを実践
することは可能だ。
マインドフルネスの効果は、
徐々に蓄積されてゆくもの。
長期間、継続することにより
本当の威力を発揮するものだ。
3日坊主で止めてしまうのではなく、
毎日、少しづつやって、
継続させるのが理想的だ。
このユーチューブトークの中では、
どのようにすれば、長く継続できるか
について、ヒントが語られていた。
それは、日々の生活の中で、
毎日、必ずやることに
マインドフルネスをからめてしまうことだ。
歯を磨くという行為は、
誰でも毎日やるだろう。
そういう、必ずやる行為の中に、
マインドフルネス実践を
組み込んでしまえば、
習慣化しやすく、ラクにできる。
私自身、人生の長い間、
睡眠の問題を抱えて生きてきた。
今では、私の睡眠も大分改善された。
でも、時々、寝付けない時や、
早朝覚醒してしまうときもある。
そんな時に、頭の中から思考を消し、
何も考えない時間を意識的に作ると、
かなりリフレッシュすると感じている。
おそらく、これはマインドフルネス実践と
似ているのかもしれない。
現代人は睡眠不足の問題を
抱える人が多いと言われている。
忙しい生活の中で、少ない睡眠でも、
頑張らねばならない時もあるだろう。
そんな時に、マインドフルネス実践は
非常に有益なようだ。
実際にこのチャンネルのトークを
聴いてみることをオススメしたい。
「LIFEHACK –
最新研究で判明! 睡眠不足を補う裏技
を世界一分かりやすく要約してみた」
(ユーチューブ「論文解説チャンネル」より)
「論文解説チャンネル」のオーナーの方、
有益な情報提供を
有難うございました。