ユーチューバー・ほっしーさん
(メンタルハックチャンネル)が
シェアして下さった
「睡眠の質を上げる行動ベスト5」を
紹介するとともに、
この5つの方法に対する
私のコメントを付け加えたい。
ほっしーさんは鬱病経験者。
今では病気も寛解して、
会社経営やユーチューブ活動で
大活躍されている。
私自身も子供の頃
メンタルを酷く病んだ人間だ。
長年、睡眠障害に悩まされ、
睡眠に関しては、色々な試みを
ためしてきた。
メンタル疾患と睡眠は深く
関係していると感じている。
睡眠不足が長期間続けば、
メンタル的に鬱っぽくなり、
メンタル疾患の原因の一部ともなり得る。
また、メンタルを病んでしまえば、
睡眠が上手く取れなくなることもしばしばだ。
ほっしーさんが勧める
良質な睡眠のための5つのポイントは次の通り。
1)散歩程度でいいので、身体を動かす。
2)寝る前に難しい本を読む。
3)夜、一日の反省をしない。
4)寝る時以外はベットにはいらない。
5)寝る前にスマホを見ない。
(以下のコメントは私が感じたこと)
1)散歩程度でいいので、身体を動かす。
色々な状況の人がいるので、
一概には言えないが、
精神的には疲れているが、
身体はそうでない時に
この方法は最適だ。
一日中、デスクワークをしていて、
精神的に多忙な時間を過ごせば、
メンタル的疲労はかなり大きい。
でも、肉体的にはあまり疲れていない。
また、室内にずっと居て、
考え事をしていたり、
色々悩み続けていれば、
身体は疲れていなくても、
メンタル的にかなり参ってしまい、
身体がコチコチに硬直化する。
そんな時には、ちょっと面倒くさい
と感じられても、
思い切って立ち上がり、
身体を動かしてみるとよい。
外に出て歩いたり、
縄跳びなんかやってみるもの、
けっこう効果がある。
最初はシンドク感じても、
やり始めてしまえば、
徐々に体がほぐれてきて、
気分が良くなってくる。
身体が疲れていないまま、
精神だけが疲労していると、
上手く眠れないこともしばしばだ。
動くことによって、身体を疲れさせ、
同時に、身体を少しほぐす、
緩ませるという意味で、
身体を動かしてみることは
とてもオススメできる。
2)寝る前に難しい本を読む。
自分が興味のない分野の本を
読むように強いられた経験があれば、
このことがよく分かるだろう。
私の場合は、子供の頃の
夏休みの課題。
ツマラナイ学校の本を
読まなければならず、
無理やり読もうとしたときに、
眠気に襲われたときがある。
これを利用して、
自分がツマラナイと思うような物、
あまりにも難解で分かりにくい本を
夜寝る前に読むようにすれば、
それにより、入眠が簡単になる、
という考え方だ。
この方法の注意点は
スマホやタブレットで
電子書籍を読むのではなく、
紙の本を読むこと。
なぜなら、スマホやタブレットの画面からは、
脳を覚醒させる「ブルーライト」
が沢山放出されているからだ。
3)夜、一日の反省をしない。
一日の終わりに、今日起きたことを
振り返り、反省することを勧める人を
聞いたことがある。でも、これは、
睡眠のためにはNGだ。
良いことを思い出すのは問題ないが、
失敗したこと、後悔するようなことを
振り返れば、ネガティブな気持ちになり、
そのネガティブが発展して、
思い悩み始めてしまうこともあるからだ。
物事を悲観的に見る傾向にある人、
ネガティブ思考の強い人は、
絶対に、これをやらない方が良い。
もし、1日の締めくくりをしたいなら、
「今日起きた良いこと3つ」を思い出し、
紙に書き出してみるとよい。
「美味しいラーメン屋を見つけた」とか、
「青空が気持ちよかった」とか、
「友達との会話が楽しかった」など、
この程度の簡単なもので十分だ。
良かったことを思い出せない。
それよりも、嫌なことを思い出してしまう
という人がいれば、
何もやらない方が一番良いだろう。
4)寝る時以外はベットに入らない。
人間の脳や身体は、
特定の場所でいつも行われる習慣を
きちんと体得するようだ。
「ベットは寝るだけの場所」と決めて、
夜寝る時以外は使わなければ、
ベットに入ったら、脳も身体も
「寝ること」に専念できるようになるらしい。
昼間、疲れた時にベットで
ゴロリとなって、スマホやタブレットを
いじっていれば、ベットは
夜の睡眠以外の活動に使用され、
「夜寝る場所」と認識されなくなる。
すると、夜寝ようと思ってベットに入っても、
寝付けないこともあるとのこと。
長年睡眠の問題に悩まされた私は、
お医者さんに不眠相談を
何度もしたことがある。
そして、睡眠を専門とする医師より、
このことをアドバイスされたこともあった。
アドバイスされたけど、
実は、私はこれを守れていない。
私にとって、ベットはくつろぎの場なので、
夜寝る以外にも、ベットにゴロリが大好きだ。
そう感じるのは、私だけでなく、
ほっしーさんも同じよう。
ベットの中でスマホを見たりして、
楽しむことをやっていると言う。
体力がなくて、昼間もベットで
寝転がりたい人にとっては、
この方法はとても難易度が高い。
でも、もし、あなたがこれをできるのなら、
是非、試して欲しい方法だ。
(かなり効果的であるという
実験結果も出ているそうだ)
5)寝る前にスマホを見ない。
スマホに限らず、タブレットや
コンピュータースクリーンもダメ。
これらのディバイスからは、
脳を覚醒させるブルーライトが
大量に放出されているからだ。
よく「寝る前の2時間は、
スマホを見ないようにしよう」
と耳にするが、これは本当だと思う。
時々、どうしても夜間コンピューター画面に
向かう時があるが、本当に、
夜遅くにコンピューターを使えば、
眠りの質が悪くなる、と自分でも実感している。
最近のディバイスは「ナイトモード」が
ついており、設定によりブルーライトを
落とすことも可能だ。
また、眼鏡屋さんでブルーライトカットレンズ
も購入できるので、これらを利用するのがよいだろう。
ということで、
今日はほっしーさんから頂いた
睡眠の質を上げるヒントをもとに、
私なりにコメントを付け加えてみた。
質の高い睡眠は心身の健康のためには必須。
5つ全部はできなくても、
自分がやり易いものを試して頂ければ、幸いだ。
ほっしーさん、役立つ情報を有難うございました。
参考動画:「睡眠の質を上げる行動ベスト5」
(ユーチューブ ほっしーのメンタルハックちゃんねる)