ネットサーフィンをしていて
「この世の中には不眠で悩む人が多い」
という印象を持つ。
実は、私もそのうちの一人だ。
でも、以前と比べれば、
私の不眠問題は大分改善された。
今日は、私の睡眠を妨害するものの1つ
を紹介したい。
これ以外にも、私の快眠に良くないものはあるが、
今回私が話すことは、ネット上であまり見かけない。
不眠問題で悩む人がいたら、
是非、読み進めて頂きたい。
私の快眠を妨害するものの一つは
「MSG (monosodium glutamateのことで
日本語では、グルタミン酸ナトリウム)」。
MSGはうまみ調味料で、日本では「味の素」
の商品名で知られている。
加工食品の多くにMSGが含まれており、
日本で普通に生活していれば、
普段、MSGを摂取していることになる。
MSGは大多数の人々には害がないと言われるが、
私のように不眠問題を抱える人は
気をつけた方がよい調味料の一つだ。
その理由は、MSGは脳を興奮させる作用があり、
MSGの摂取量が多ければ、夜間覚醒してしまう
問題点があるからだ。
MSGが自分にとって良くないと気づいたのは
中年になってから。
子供の頃、メンタルを酷く病む時期があり、
常に身体のどこかに不調を感じていた私。
だから、MSGが私に悪さしていたことに
気づくのも遅れてしまった。
大量のMSGを摂取した後、
私の身体に起こる現象は次のようだ。
まずは、異様なほどに喉が渇く。
水を飲んでも、飲んでも、焼け石に水
という感じで、渇きがまったく癒されない。
病的なほどの喉の渇きだ。
それから1~2時間経って
今度は強烈な片頭痛に襲われる。
片側の頭と顔面がガンガンするほど
痛みは酷く、鎮痛剤では治まらない。
数時間して、痛みも和らいだころ
夜、床につけば、入眠できないのだ。
身体は疲れていても、脳が異様に興奮して
覚醒状態になってしまう。
そのため、その晩は、ほとんど寝ることなく
翌朝を迎えることになる。
当然、翌日は寝不足で頭は鈍痛でボーとするし、
身体も疲れていて、すべてが面倒くさく感じる。
メンタル的にも落ち込み、プチ鬱のようになる。
私の身体は、少量のMSGは受け付けるが、
ある一定量を超えると、体調がおかしくなるようだ。
MSGが私に悪さをしていたと分かって以来、
私は極力、加工食品を避けるようにした。
また、以前は大好きだった「週末の飲茶」
も、絶対に行かなくなった。
MSG摂取を気をつけるようになってから、
異様な喉の渇きも、強烈な片頭痛も、すっかり消えた。
それプラス、睡眠の質が上がったと感じられる。
MSG摂取を極力避けるためには、
どうすれば良いのか?
まずは、加工食品を減らすこと。
スーパーで買い物をする時には
食品の成分表を見ること。
「調味料(アミノ酸等)」と書かれていたら、要注意。
私の場合は、あるブランドのコーンチップスや
ポテトチップスを食べると悪影響が出る。
でも、不思議なことに、キューピーマヨネーズは
少量なら大丈夫。
あとは、中華系のテイクアウェイや飲茶は
必ずといってよいほどダメだ。
人それぞれ、体質や、身体の状態は違う。
脳内物質も違うだろうし、住んでいる環境も異なる。
同じ不眠でも、その原因は人それぞれだ。
よって、解決方法も、一人ひとり違う。
「これが、自分の不眠の原因かな?」と
疑うものがあれば、
自分の身体で実験してみるのが一番。
色々な不眠対策を試してみて、
「これでも、ダメだ!」という人がいたら、
MSG摂取を減らしてみる実験をオススメする。
もしかしたら、効き目があるかもよ。