退屈でツマラナイ仕事! どうすれば面白くなる?

今回の話は、
退屈でツマラナイ仕事は、
どうすれば面白くなるか?
について。

その答えは、
面白くなるように
工夫すること。

「な~んだ。そんなことか!
当たり前じゃないか!」
と思う人もいるだろう。

でも意外にも、
その当たり前のことを
していない人も多い。

ツマラナイことを、
ツマラナイままの状態で
嫌々やるのは、
思考停止していること。

つまり、頭を使っていない
ということになる。

こういう受け身の
姿勢からは脱して、
頭を使って考えることが大切だ!

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私は昔、料理が大嫌いだった。

砂糖 大さじ一杯、
塩 小さじ一杯、
醤油とみりんを大さじ一杯……。

こんな感じで
レシピに沿って食事を作るのが
億劫でツマラナかった。

毎日、毎日、「嫌だな~」
と思いながらも、
退屈な料理を
自分に無理強いしていた時期もある。

料理が嫌でも、苦手でも、
経済面、健康面を考えれば、
自炊した方がよい
と考えたからだ。

しかし、ある日、
私はあることに気づいた。

レシピに忠実に従う必要はない
ということだ。

なぜだか分からないが、
それ以前は、レシピに
忠実に従わなければ、
料理は作れないと思い込んでいた。

そのため、
いちいちレシピを確認して、
毎回、食材をきちんと計って、
ご飯を作っていたのだ。

調味料以外の肉や魚、野菜類も、
レシピにある通りに
そろえるようにしていた。

そんな感じで料理をすれば、
料理はとても退屈で
ツマラナイものになる。

でも、自分で勝手に
色々な食材を組み合わせて、
創作的なクッキングをすれば、
ご飯を作ること自体、
かなり楽しい作業になる。

基本的には、
塩と砂糖の割合は
だいたいこのくらいだ
ということだけは守る。

それ以外は、自分の思いつくまま
その時々で家にある野菜や肉を使用して、
自分の思った通りに作ってみた。

もちろん、いつも
美味しいご飯が
できるわけではない。

でも、
時には「あれっ! これスゴイ!
なかなかイケる!」なんてものが
出来上がることもある。

このように
自分でレシピを開発するのを
始めてから、私は、
「料理って結構楽しい!」
と思えるようになったのだ。

ツマラナイものを
面白い活動に変えられた
ということだ。

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日常生活で、
好きではないけれど、
やらねばならないことも
多々あるだろう。

最低限の家事や仕事で必要なこと、
健康上良いこと、
人間関係で波風を立てないよう
やった方が良いこと等々。

ありとあらゆる場面で、私たちは
退屈でツマラナイことでも、
嫌だと思いながら、嫌なまま
やることも珍しくない。

しかし、
やりたくないことを
無理に自分に押し付ければ、
精神衛生面でも、
体の健康面でも良くない。

大きなストレスが生じて、
周囲に八つ当たりしたり、
イライラにより暴飲暴食したりして、
体調を崩してしまうことさえある。

これを防ぐにも、
嫌だと思うことを
そのままの状態でやることは、
やめた方が無難だ。

従来の方法でやるには、
気乗りしない場合には、
受け身の姿勢で、いつものやり方で
無理矢理やるのではなく、

どうすれば、
この作業を楽しくして、
嫌だと感じなくできるのか?
考えてみるとよい。

直ぐにはアイデアは
湧いて来なくても、
思考を巡らすうちに、
「こうやったら楽になるかも?」
と思われる案が見えてくるものだ。

そうしたら、それを即
実践してみよう!

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受け身の姿勢で
生きている人は、
嫌なことをそのまま嫌な状態で
嫌々やっている。

皆がこういうやり方でやるから、
自分も同じように
このやり方を採用しないと
と思い込んでいる。

「このようにやりなさい」
と指示されたら、
しっくりこなくても、
言われた通りに
無理に従っている。

でも、これってあまりにも
受け身すぎると思わない?

この状態は「思考停止」状態!
頭を使っていない証拠だ。

もっと頭を働かせて、
能動態で動いた方が賢明だ。

この際、
このままでは嫌だな
と思うことすべてに対して、
自分自身で考えてみよう。

「どうすれば、楽しくできるか?」
「どうすれば、ラクにできるか?」

頭のトレーニングだと思って、
意識的にやるとよい。

思考を巡らすことで
色々な可能性が見えてくるだろう。
新たな発見もあるはずだ。

そして、
思いついたことを
まずは実践してみよう!

意外にもツマラナかったことが
より簡単にできたり、
面白くなったりすることも
少なくない。

「嫌なことを嫌なままで
やらない訓練」だと思って、
楽しいやり方を探す習慣をつければ、
自己成長にもつながるはず。

それにより、
嫌なことが減るだけではなく、
新しい発見や、
色々なことも実現できる!

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退屈でツマラナイことは、
避けられれば、避けるのが一番。

でも、そうできないことも
しばしばある。

そんな時には、
嫌だと思うことに工夫を凝らして、
ツマラナイものから、
面白いものに変えてしまおう!

「退屈だ! ああ嫌だな」
と思ったなら、
そこで思考停止させてはならない!

頭をどんどん使って、
色々な可能性を探ってみよう。

思考を巡らすうちに、
様々なアイデアが
頭に浮かんでくるだろう。

その中でもやりやすいモノ、
今の自分でもできそうなものを
まずは実践してみること。

最初はヘンなアイデアだと
思われたものでも、
やってみれば、結構良かった!
なんてものもある。

そのお陰で、
ツマラナかったことが、
楽しくやれるようになれば、
こちらの勝ち!