「ありがとう!」という言葉 – 言った方が良い時と、悪い時がある!

今回は、
「ありがとう!」という言葉を
言った方が良い時と
悪い時があるという話。

どんな時に
言ったら良いのか?

その答えは、たいていの場合。

ムリなく「ありがとう!」
と言える限り、
繰り返し何度も言うのが
望ましい。

言わない方が良い時は
ムリがある時。

「ありがとう!」と言うこと自体、
とてもシンドク感じる時には
言わない方が無難だ。

なぜそうなのか?
詳しく説明したい。

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「ありがとう!」と
なるべくたくさん言う方が
良い理由は、
言葉には威力があるから。

言葉の威力は凄くて、
「美味しい!」と言えば、
美味しく感じる。

「気持ちが良い」と言えば、
気持ち良くなる。

「ありがとう!」と言えば、
ありがたいと感じて、
嬉しい気持ちになれる。

脳は自分が発した言葉を聞き、
その言葉と同じような気持ちを
自分の内に
湧き起こしてくれるもの。

感謝のエネルギーは
一番波動が高い
と言われている。

「ありがとう!」と心底
ありがたいと感謝できる時、
その人からは最高の波動が
出ているのだ!

「ありがとう!」
をたくさん言える人は
それなりに良い気分になり、
波動を上げて幸せになれる。

よって「ありがとう!」を
ムリなく言える時には、
なるべくたくさん言うことが
奨励される。

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しかし時には
「ありがとう!」を
言わない方がよい場合もある。

それは、怒りが酷い時、
イライラがどうにもならない時、
気持ちがとても沈んで
悲しくて仕方ない時、等々。

こんな時に「ありがとう!」
が良いからと言って、
自分の素直な気持ちを抑えつけ、
ムリに「ありがとう!」と言うのはNG。

波動を上げるために
一生懸命言ったつもりでも、
逆に波動を落としてしまうことも
しばしばあるからだ。

「ありがとう!」と言うのが
シンドイと感じた時に、
ムリに言うのはどうだろうか?

かなり辛いことだろう。
それでも「ありがとう!」が良いから
と自分に無理強いすれば、
不快な気持ちになりやすい。

「ありがとう!」と
素直に言えない自分を
いけない! と思うようになり、
自分を非難するからだ。

「ありがとう!」
と言いたくない自分は
情けない人間だ!

感謝ができない自分は
ダメなんだ! というふうに
自分を責めて
自己否定するようになる。

すると自分から出る波動も
どーんと下がってしまうのだ。

自己否定する時の気持ちは、
最悪な波動を生む。

高い波動を得るために
自分の気持ちに蓋をして
「ありがとう!」と無理に言うのは、
効果があるどころか、逆効果。

自責の念や自己否定で
苦しむ羽目になるからだ。

よって
ネガティブ感情の度合いが強く、
「ありがとう!」の気持ちからは
ほど遠い場合には、
ムリに「ありがとう!」
と言うのはよそう!

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そんな時には、
今の自分の素直な気持ちを
否定せずに
そのまま受け入れよう!

ネガティブ感情に襲われて、
支配されてしまう自分でも
責めることなく、
「こんな自分でもよし」とする。

感情は常に変化するものだ。

激怒している自分でも、
非難せずに許してあげれば、
そのうち感情も
ニュートラルの方向へ動き出す。

ニュートラルとは
ネガティブでもなく、
ポジティブでもなく、
その中間にあること。

この位置に来れば、
感情に押し流されず、
気持ち的にはサラッとしている。

ニュートラルの位置に戻れた時、
「ありがとう!」の言葉を
再び言い始めればよいのだ。

いくらネガティブ感情が
強かった場合でも、
ニュートラルまで戻って来れば、
「ありがとう!」を発するのも
難なくできるようになるからだ。

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今回の話をまとめれば……

「ありがとう!」
とムリなく言える時には、
たくさん「ありがとう!」と発しよう!

でも「ありがとう!」と言うのが
ツライ場合、苦しい場合は、
言わない方が無難だ。

ムリなく「ありがとう!」
と言える時には、
そうすることで波動が上がる。

しかしムリして
「ありがとう!」と言おうとすれば、
そうできない自分を
否定的に感じるようになり、
逆に波動を下げてしまう。

良い結果を得るために頑張ったのに
上手く行かず、
かえって悪い結果を招いてしまうのだ。

そんなことをするよりも、
ネガティブ感情がいっぱいの
今の自分の状態を
そのまま受け入れるとよい。

自分を責めることもなく、
自己否定もせず、
「こういう自分でもよし」
としてあげれれば、
そのうち感情も
ニュートラルの域に戻るからだ。

ニュートラルになってから、
初めて「ありがとう!」
と言うことを再開しよう!

言ってはならない時以外は
「ありがとう!」の言葉は
最強の言葉。

できるだけたくさん発して、
自分の波動を爆上げして、
幸せな気分になろう!