このマインドを持てば、行動力がつく! 行動力をつけるコツとは?

「行動力」は、
人生において、
とても役立つ有益スキル。

行動力があるからこそ、
今の現状を変えられる。

その結果、人生を
変えることも可能だ。

どんなに頭で
素晴らしいアイデアを考えても、
行動しなければ、何も起きない。

目の前に
大きなチャンスが転がっていても、
行動がなければ、
そのチャンスを逃してしまうことも
しばしばだ。

今回は、
そんな大事なスキルである
「行動力」を身につけるのに、
役立つマインドについて、
お話したい。

最初に結論を言えば、
1)一発必中を狙わないこと。
2)恥を恐れないこと。

詳しく説明したい。

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1)一発必中を狙わないこと。

何か新しいことを始める際、
私たちの多くは、
「失敗したくない」
という気持ちが強く、

最適で、最高のやり方で
物事に臨もうとしがちだ。

「どうしたら
失敗しなくてすむか?」、
「どうしたら
上手くできるだろうか?」
と必死に考えて、

色々下調べをしたり、
経験ある人に
アドバイスを求めたり、
物事がスムーズに運ぶよう
準備に時間をかけたりする。

しかし、
このような下準備や用意は、
ある程度は大切でも、
やり過ぎは禁物だ。

なぜならば、現実的には、
今までやったことのない
新しい試みは、未知のことであり、

実際にやってみるまでは
それがどんなものなのか? 
分からないものが多いから。

他人の話を熱心に聞いても、
ネットで情報収集をして、
その分野の勉強をしても、

最初からは、
良く分からないのが普通。

当然、
的に向かって、一発必中しようと
頑張っても、最初のトライアルで
的中することは、ほとんどない。

一発必中を期待すること自体
あまり現実的ではない。

それよりも、
ある程度の準備ができたら、
サッサと的の方向へ向かって、
とりあえずは矢を射るほうが
望ましい。

そうすることで、
多少なりとも
手ごたえが分かるからだ。

「これだ!」
と思うものがある場合には、
「とにかくやってみる」
というマインドが大切だ。

失敗を恐れるあまりに、
準備ばかりに一生懸命になれば、
いつまで経っても
行動に移れない。

どんなに頑張っても、
完璧な準備というものは
ほぼ不可能に近い。

準備に手間暇かけているうちに
時間だけが過ぎてゆき、
そのうち、そのことへの熱意も
薄れてしまうことも
珍しくない。

そして、最終的には、
頭でやろうと考えていただけで
「実際は何もしなかった」
という結果に終わる。

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そんなこともあり、
最初からベストを狙う
という姿勢は、
避けたほうが望ましい。

それよりも、「ベター」
を狙ったほうが
色々なことをラクにやりやすい。

今の状態よりも、
少しでもより良い方向へ
動くような姿勢で、
試し続けてゆくことが重要だ。

このような感じで
矢を射ったら、
この位置に当たった。

的と今回の位置の違いを
確認して、どうすれば、
的に当たるだろうか?

色々考えながら、
何度も試してみる
マインドが必要だ。

実践することで
手ごたえを感じながら、
少しずつ上達して
ゆけるものだからだ。

常に「今よりもちょっとだけでも
ベターを目指す」
という心構えがあれば、
経験が少しずつ積み上がってゆき、

そのうちに、
大きなことでもラクに
マスターすることが
可能になる。

失敗することで、
「こうやったら
上手く行かないんだ」
ということを学ぶ姿勢も大切だ。

失敗を残念なことだと
考えるのではなく、
新しいことを成就するまでの
道のりの一部と思ったほうがよい。

スムーズに行かないことは
「学びのチャンス」
と捉えることができれば、
その後、どんどん自己成長してゆける。

失敗したら勿体ない
というケチ臭い考えは捨て、
とにかく沢山行動すること。

あることを追求している最中に、
全くそれとは無関係の
別の価値あるものを
見つけることも、よくある話だ。

何かをやるうちに
予想外のものを発見して、
偶然にもステキなものを
手に入れるということも
珍しくない。

だから、実際に行動して
動いてみることは
決して無駄とは言えない。

とにかく、できる限り
沢山行動するのが望ましい。

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2)恥を恐れないこと。

恥は、私たちの行動を
制限する「足枷」になっている。

「これ面白そうだけど、やってみて
失敗したら恥ずかしい……」
と思い、尻込みしてやらない。

人目が気になって、
やりたいことも
勇気が出なくてできない。

行動しなければ、
失敗することもないから、
恥かくことも防げる。

しかし、
このようなマインドでは、
自分のやりたいこともできず、
自分らしくは生きれない。

自分の可能性を活かすことも
不可能だ。

恥をかきたくない気持ちが
自分の行動を制限して
理想の人生を歩めないのは、
とても残念なことだと言える。

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しかし、
恥をかくことは、
そんなにいけないことなのか?

冷静に考えれば、
恥をかくことは、
さほど悪いことではない。

自分が思うほど、
他人は自分のことを
気にしていない。

自分が何かできなかったり、
上手く行かないことがあっても、
他人は何とも思っていない。

むしろ、他人は
自分が良くできない時のほうが
応援してくれる場合が多い。

自分としては
恥ずかしくて緊張したり、
赤面する姿を他人に見られたくない
と願うもの。

しかし、そんな姿を
他人は不快に思うよりも、
どちらかと言えば、
好印象に感じるほうが多い。

恥ずかしがる姿は
必ずしも不利にはならないのだ。

自分が思うほど
恥かくことは悪いことではない
というのが、本当のところだ。

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恥かくのを恐れて、
せっかくのチャンスを
逃してしまうのは
非常に勿体ない話。

それよりも、開き直って、
自分のやりたいことを
どんどんやったほうがよい。

もちろん、
上手く行かないことも
失敗することもあるだろう。

でも、現実的には
自分ができなくても、
失敗してしまっても、

他人は自分の失敗や
上手く行かなかったことを
何とも思っていない場合が多い。

だから、そんなに心配する必要は
ないのだ。

開き直って、
やりたいことをやったほうが
自分のためにもなる。

これをやるのはちょっと緊張する
と思われることを
積極的にどんどんやることが、
恥に強くなるには効果的な方法だ。

たとえば、
普段は自分から挨拶しない人が、
大きな声で自分から
「おはよう」と言ってみること。

最初はちょっと緊張する。
でも、思い切って、
ちょっと緊張することを
あえてやってみるのだ。

小さなことでも、
少し緊張するなと感じることを
やっているうちに、
徐々に慣れてきて、
ラクにできるようになる。

この方法で、
恥をかくことにも
強くなってゆけるのだ。

「どうしよう、
ちょっと恥ずかしいかも?」
と迷ったら、

思い切って、サッと
やってしまおう!

暫くこれをやり続ければ
けっこう色々なことが
簡単にできるようになる。

そうなれば、
自分がやりたいと思ったことも
尻込みせずに
実践してゆけるようになる。

これこそが
望む人生を送るためには
必要なことだ。

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今回の話をまとめれば、

行動力をつけるコツは
次のマインドを養うこと。
1)一発必中を狙わないこと
2)恥を恐れないこと

最初からベストを狙わず、
その代わりに常にベターを
目指して、どんどん試すこと。

やりながら手ごたえを感じて、
徐々に上達する姿勢を
持つことだ。

失敗は残念なことではなく、
貴重な学びの機会と捉える。

時には、追求するものとは
全く違う、別の価値あるものを
行動中に見つけることもある。

よって、どんな行動でも
やってみる価値はある。

恥は私たちの行動を
制限する足枷になっている。

しかし、恥かくことは、
私たちが想像するほど
悪いことではない。

他人は自分のことを
自分が考えるほどは
気にしていない。

現実的には、
上手くできない人のほうが
他人からのサポートも得やすい。

また、恥ずかしがる姿は
他人に好印象を与えることも多い。

ちょっと恥ずかしいと
感じるようなことを
思い切ってやる練習を
し続ければ、

恥かくことにも強くなり、
色々なことが
躊躇せずにできるようになる。

恥に強くなり、失敗を恐れずに
果敢にチャレンジして、
自分の可能性を存分に活かそう!