あまりの違いにびっくり!同年代なのに、なぜ、こんなに違うの?

私は現在50代後半。
ここ数年、
同年代の人たちと会うたびに
驚かされることがある。

それは、大分老け込んで
お年寄りの仲間入りをした?
と思われる人もいれば、
それとは逆に、
まだ30代前半?と思えるほど
若々しくハツラツとした人もいること。

いったい、この違いは何なんだろう?
と考えることもしばしばだ。

おそらく、遺伝的要素や
生活環境も影響するのだろう。

しかし、私が考えるのは、
生活習慣や食事が
大きく関係しているのでは?
ということだ。

その中でも、1日数回摂る食事は、
かなり大きな要素では?と思う。

なぜなら、私たちの身体は
食べた物で出来ているから。
一日2食、3食、4食と
人によって回数は違う。

でも、基本的には
誰でも毎日必ず食事をする。
どんなものを食べているかで、
小さな違いが徐々に積み重なり、
大きな違いを生むのだろうと考えている。

そんなわけで、、
私はここ数年、毎日食べる食事に
意識的にかなりの気遣いをしている。

私の食事のポイントは以下の2点。
1)自分の身体に合うもの。
2)アンチエイジングに役立つもの。

私は若い頃、
体調が優れない時が多かった。
その中でも片頭痛はかなり酷かった。

顔面の半分が、大きな金槌で
ガンガンと打たれるような強い痛みだ。
特に生理になる前やその最中は酷かった。

たぶんホルモンバランスが原因だろう
と思っており、
どうにもならないと諦めていた。

しかし、40代のある日、
ふとしたことから、
意外なことを発見することになった。

その当時、私は睡眠問題を抱えており、
睡眠専門家より、アドバイスを頂いた。
「グルタミン酸ナトリウムを
避けたほうが無難だ」という話だ。

グルタミン酸ナトリウムはうまみ成分で
ほとんどの加工食品に含まれている。
日本では味の素の商品名で
販売されているものだ。

便利な加工食品を利用しないのは、
料理をする上では面倒なことだ。
正直、最初はそのアドバイスに
懐疑的な気持ちもあった。

しかし、少しなら試してもいいかも?
と思えるようになり、やってみたのだ。
暫く加工食品を避けるようにしてみた。

結果は、その専門家の言う通りで、
このお陰で、私の睡眠の質は向上した。

それだけでなく、びっくりしたのは
今まで生理になるたびに、
苦しんでいた片頭痛も
パタリと止まったのだ。

「生理的なものだから、仕方ない」と思い、
改善することすら考えなかった。
でも、意外にも、
ここに片頭痛の原因が隠れており、
私は意外な副産物に非常に有難く感じた。

それ以来、
身体に合わない食べ物があることを
意識するようになった。

グルタミン酸ナトリウムは
大多数の人には害はないようだ。

しかし、私を含めた少数派には、
大量のグルタミン酸ナトリウム摂取が
身体の具合を悪くすることもある。

自分の身体に合わないものを
避けることは、
今では私の食生活の
大事なポイントの一つだ。

アンチエイジングで
私が重要視する2つ目のポイントは、
「砂糖」の摂取量を極力減らすこと。

特に精製された白砂糖は
ミネラルなどの栄養分はすっかり取り除かれ、
栄養面で劣っているだけでなく、
血糖値スパイクの原因にもなる。
健康を考えるなら、
摂らない方が無難なものだ。

現代社会では、
一般的に普通の生活をしていれば、
砂糖を消費しすぎる傾向がある。

特にグルメやスイーツが
充実している国では、
自分が気をつけていなければ、
知らず知らずのうちに
大量の砂糖を身体の中に入れてしまう。

だから、意識して、
極力避けるよう努めることが必要だ。

綺麗な彩で、
美しくアートのように作られたスイーツは、
美味しそうで、誘惑に勝つのは大変なこと。

でも、良好な健康状態を維持したければ、
なるべく食べないようにしたほうが無難だ。

小腹が空いて口寂しくなった時には、
お菓子に手を伸ばすのではなく、
アーモンドやクルミなどのナッツを
食べるように心がけている。

自宅に甘いお菓子を置かないこと。
キッチンパントリーには、
ナッツ類の袋を常備しておくことだ。

そうすることで、お菓子はやめて
健康的なスナックを食べることも
そんなに苦労なく実践できる。

それと同時に、
「食物繊維」を沢山摂取することだ。
新鮮な野菜や果物を沢山食べるよう
努めている。

食物繊維の良いことは、
腸を整えてくれることだ。

以前は便秘で苦しんだこともあるが、
大量の野菜、果物を
日常的に摂取するようになって以来、
便秘の問題は自然と解消された。

腸の調子が良ければ、気分も良い。
メンタル面でも恩恵を受けれる。

後になって知ったことだが、
食物繊維は善玉菌の餌となり、
善玉菌が増えることで、
心の健康にも
好影響を与えるということだ。

最近の研究によれば、
腸は第二の脳とも言われるほど、
重要だとのこと。
その理由は、健康な腸の状態が
セロトニンの生成にも役立つからだ。

その話を聞いた時、
自分の身体の感覚からしても、
「その通りだ」と肯けた。

それ以外にも、
食物繊維を沢山摂ることで、
得することがある。

多くの女性がダイエットして
頑張って減量しようとする。

残念なことは、
体重を減らすことだけに重点を置き、
栄養面を無視したダイエットも多いことだ。

ダイエットの中には、
たった一つの食品だけを
大量に摂取して、その他は食べない
というかなり偏った物もある。

食物繊維を沢山摂って、
栄養面でも
バランスを取るよう心がければ、
時間は少しかかるけれど、
健康的に自然と体重を落とすことも可能だ。

以前は、かなり太っていた私も、
高繊維の食生活を始めてからは、
ムリなく体重を徐々に減らすことができた。

それと同時に、
糖尿病診断をする際に使われる
ヘモグロビンエーワンシー(HbA1c)の数値が
正常値に戻ったのだ。

私は第二子を妊娠中、
妊娠糖尿病になってしまった。

今では糖尿病予備軍ではあるが、
高繊維の食生活のお陰で、
50代後半の今でも
二型糖尿病を発症してはいない。

高繊維食事により、
ダイエット効果、糖尿病予防、
便秘予防、メンタルヘルス向上
と良いこと尽くめだ。

その他、アンチエイジングのため
気をつけることは、料理方法。
なるべく揚げ物はしないことにして、
食材を蒸したり、煮たりすることが多い。

その理由は、終末糖化産物(AGE)を
なるべく最小限に抑えるためだ。

AGEは老化物質とも言われるほど。
体内にAGEが溜まりすぎれば、
肌や血管の老化を招き、
生活習慣病やアルツハイマー病などの
原因にもなる。

AGEをなくすことはできなくても、
揚げ物をなるべく避けるだけでも、
かなりの量を減らせるとのことだ。

食生活において、
意識してこのようなことを
気をつけるだけでも、
以前よりは、体調は大分改善された。

それだけでなく、50代後半になっても、
知らない人からは
「まだ、あなたは若いから…」
と言われることもよくある。

今後も今まで通り、
食事に十分気遣いして、
できるだけ若々しくいられる時間を
長くしてゆければと願っている。