毎日が退屈で
つまらないことに
悩んだことはありませんか?
楽しい出来事が全くない
と感じることはありませんか?
もしそうであれば、今回の記事は
あなたに向けたものです。
退屈な毎日から
抜け出すために
試してみると良いことについて
お話ししたいと思います。
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まず最初にできることは、
受動態から能動態に
変えることです。
ただこれだけでは
意味が分かりにくいでしょうから、
詳しく説明してみましょう。
「あの人は
すごく楽しそうだけど、
自分には全く楽しいことが
起こらない!」と思う人は、
勘違いをしている場合が多いです。
それは、楽しいことは
どこかから自然に
やって来るものだ
と思い込んでいることです。
そうならば良いですが、
実際にはそんなことは
ほとんどありません。
楽しいことは
自分で探さない限り、
自然とやってくることは
ほぼないと考えていいでしょう。
楽しいことでいっぱいな人と
何も楽しいことがない人の違いは、
自ら楽しいことを
探しているかどうかの違いです。
「これ面白そう!」と思ったときに、
躊躇せずに自ら
それを取りに行くのか?
それとも、ただそれを
眺めているかの違いだけです。
たったそれだけの違いにより、
楽しいことに満たされたり、
楽しいことに恵まれずに
退屈な生活を余儀なくされるかが
決まってきます。
楽しいことが
自分の身に起きないかと
何もせずに待つことは
受動態の姿勢です。
それに対して、
興味をそそるものを見たときには、
積極的にそれを試してみることは
能動態の姿勢です。
受け身ではなく、
自分の方から楽しいことに
近づくように心がければ、
楽しいことに満たされる生活を
送ることも可能なのです。
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ただ、そんなことを言っても、
なかなか面白そうに見えることに
取り組めない場合もあるでしょう。
その理由の多くは、
面白そうでも
実際には
そうではないかもしれない
と考えてしまうからです。
やるからには本格的にやりたいし、
上手くできるようになりたい
という気持ちがあると、
興味をそそるものを見ても、
気軽に始めることは
難しくなります。
そこで提案したいのは、
やるからには本格的に
やらなくてはという考え方を
捨てることです。
上手くやらなければ
と思うこともやめることです。
また、やるからには
気に入らなければ
損してしまうと
考えないことです。
やってみてどうなるかは
あまり考えずに、
とにかく気軽に試してみることが
大切です。
なぜそんなことを
勧めるかと言えば、
それなりの理由があるからです。
まずは、やろうかどうか
迷う時間が勿体ないからです。
面白そうなものが
どんなものか前もって調べるのは
悪いことではありませんが、
ほどほどにしておいて、
実際にやり始めてしまった方が
良いです。
迷うことは
かなりの心的エネルギーも必要であり、
時間のロスも多いからです。
また、実際に試してみなければ、
それがどんなことか
分かりません。
万が一、つまらなければ、
その時点でやめても
構わないのです。
それでは損すると考える人も
いるかもしれませんが、
必ずしもそうではありません。
何かを始めることにより、
意外にも予想もしなかった発見が
あるからです。
そのこと自体は
自分にはイマイチに感じられても、
今まで知らなかった別のことを
知る機会を得る場合もあるのです。
それにより、
楽しいことが身の回りに増え、
退屈でなくなることも
珍しくありません。
自分が本当に楽しめることを
見つけるまでには、
いくつかのトライを
繰り返すことも必要です。
そのためには、
フットワークを軽くして、
何か興味深いことを
見つけたときには、
迷うことなく、とにかく試すことです。
退屈な生活から
抜け出したければ、
これがとても効果的です。
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今までやったこともないことを
試すことは、
自分のコンフォートゾーンから
出る行為でもあります。
楽しさを感じるためには、
コンフォートゾーンから
少しだけ出ることも必要です。
コンフォートゾーンとは、
自分の快適領域のことです。
ゾーン内では不安やストレスが少なく、
安心して落ち着いた精神状態で
いられます。
なぜなら、普段自分が
慣れ親しんだ環境だからです。
多くの人がコンフォートゾーンを
快適に感じていて、
意識しなければ
なかなか外に出ようとしない事実が
あることも確かでしょう。
しかし、快適領域だけで
生活していれば、自分にとって
自然で当たり前のことしか起きず、
退屈に感じることも多いのです。
そうなると、
挑戦によるワクワク感も
味わうことはなく、
すべてがマンネリ化して
面白くなくなってしまいます。
そのため、意識的に
自分のコンフォートゾーンから
出るように試みることが重要です。
コンフォートゾーンから
遠く離れてしまえば、
不安や心配がつきものですが、
ちょっとだけ外に出てみるのが
ちょうど良いでしょう。
ほんの少しの勇気を持って、
少しだけ普段と違うことをすれば、
「楽しいな」と感じられることも
しばしばあるからです。
ちょっとだけ
コンフォートゾーンから
離れてみることを
試してみましょう!
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これは私が
以前経験した出来事です。
噂では「かなりキツイ人」
と言われていた人と
一緒にお茶しないかと
誘いを受けたことがありました。
誘ってきた人は
「人数が足りないから」と言って、
色々な人たちに
声をかけていました。
「あの人が来るから嫌だ」と断る人も多く、
私も正直、どうしようかと迷いました。
私は内向的な性格で、
人付き合いも苦手な方です。
「良い人だよ」と聞けば、
「行ってみようか」
という気にもなりますが、
悪い噂を聞く人とは
消極的になってしまうタイプです。
多少対人恐怖症的なところもあり、
人を「怖いな」
と思うことさえあるくらいです。
しかし、そのとき、
なぜだか分かりませんが、
「勇気を持って行ってみよう」
という気持ちになり、
その人が来るお茶会に参加しました。
そして、私の目の前に座ったのが
その当人でした。
私は最初は大分緊張して、
かなり居心地の悪さを感じていました。
早く終わって、家に帰りたい
とまで思ったのです。
でも、その噂の彼女は、
かなり豪快な人で、口は悪くても、
面白い話を沢山してくれました。
その話を一方的に
聞いていただけですが、
おかしくて知らぬ間に
私も大きな声を出して
笑っていました!
実は、その後、
私はその彼女と仲良くなり、
1対1でも付き合う関係に
なりました。
性格的にはかなり異なり、
お付き合いする人ではない
と思われた人でも、
良き友達になることができたのです!
正直言って、彼女は
かなりサバサバしていて
口も悪いから、
表面上は優しい人には見えません。
しかし、知り合ってみたら、
芯はとても心の温かい人だ
ということが分かりました。
彼女と仲良くなれたのも、
私が自分のコンフォートゾーンから
少しだけでも出てみることが
できたおかげです。
常にコンフォートゾーンから
外に居続けることは、
かなりの精神エネルギーと体力が
消費されるものです。
いつもいつもは
できることだと思いませんが、
時々自分の余裕があるときには、
意識してコンフォートゾーンから
出てみることも大切だ
と悟った経験でした。
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ということで、今回は
退屈な生活から
抜け出すためにできることを
お話してみました。
話の内容をまとめてみると、
次のことを意識的にすることで、
今までよりもより楽しい生活を
送ることが可能になります。
1)受動態の姿勢から
能動態の姿勢に変えて、
自ら楽しいことを
探すように努めること。
2)興味をそそるものを見た時には、
迷うことなく、
とにかく試してみること。
3)自分のコンフォートゾーンから
少しだけでも外に出て、
非日常を味わうこと。
これらのことを試してみて、
退屈な生活を楽しい生活に変え、
たくさんエンジョイしましょう!