「自分」は自分にとっての大親友。もっと大切にしてあげよう!

冷静に考えると、
自分にとって一番大切な存在は
自分自身であると言えます。

それなのに、
自分自身を大切にすることを
忘れてしまっている人も
少なくありません。

自分に親切にするどころか、
自分を軽んじているのです。

今回の話は、
「自分」が自分自身にとっての
大親友であることを思い出し、
自分自身を大切に扱ってあげましょう!
という内容です。

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もう疲れ果ててクタクタなのに、
自分に鞭を打って
「それでは情けない!もっと頑張れ!」と
自分自身を無理に追い込むのは、
なぜなのでしょうか?

誰かから理不尽な扱いを
受けているにもかかわらず、
「そんな人からは離れた方がいいよ」
とは言わずに、
自分自身に我慢を強いるのは、
なぜなのでしょうか?

自分も欲しいと思っているのに、
他人のためにそれを諦めて、
譲ってしまうのは、
なぜなのでしょうか?

自分も辛いのに、他人の幸福のために
自分自身を犠牲にして、
自分を苦しめているのは、
なぜなのでしょうか?

一方で、
自分の大好きな大親友に対しては、
自分はどのように
接しているでしょうか?

寝不足で疲労していても
寝ずに頑張る大親友を見れば、
「もう、切り上げて、寝た方がいいよ」と
優しくアドバイスするでしょう。

大親友が誰かに利用されていて
酷い扱いを受けているのを見れば、
「そんな人とは
付き合うのはやめた方がいいよ」
と言うでしょう。

大親友に対しては、とても優しく
相手が幸せになれるように
色々な気遣いをしてあげるのに、
自分自身のこととなると、知らん顔。

たとえ自分が望ましくない状況でも、
それを軽視して
放っておいてしまいます。

辛い現状に自分自身を我慢させ、
無理を強いて追い込んで
しまうのです。

そんなことを続ければ、
いつかは自分も疲れ果て、
心身の健康を損なうことも
珍しくありません。

病気になって初めて、
自分自身を大切にしていなかったことに
気づく人も多いのです。

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自分にとっての大親友は
とても重要な存在です。

大親友を大切にすることは、
素晴らしいことと言えます。

しかし、「自分」を
自分自身の大親友であることを
忘れてしまっている人も多いです。

どんな大親友よりも、
「自分」という人間が一番大切であり、
一番の大親友であるはずなのに、
そのことを意識していません。

だから自分自身に
十分な気遣いをせず、
不当に扱ってしまうのです。

そんな愚かなことはやめて、
自分が大親友に優しく接するように、
自分自身にも優しくしてあげて、
自分を一番大事に
扱ってあげるべきです。

これができれば、
自分自身を幸せにすることも
可能だからです。

この世の中には、様々な人たちがいて、
様々な宗教や文化、民族があり、
様々な考え方や価値観があり、
皆が異なることを考えながら
共に生きています。

人間は多様ですが、
全く異なる私たちでも
共通点を持っています。

それは、皆が
「幸せでありたい」と
望んでいることです。

地球上のほぼすべての人が
この願いを抱いているでしょう。

それにもかかわらず、
世界には幸せな人と
そうでない人が存在します。

幸せになれない理由は
いくつかあるかもしれませんが、
一つ言えることは、
自分自身を大切に扱わない人は、
不幸になってしまう
ということです。

なぜなら、自分に酷い扱いをすれば、
自分が苦しむことになり、
辛くなってしまうからです。

当たり前のことかもしれませんが、
この当たり前を
理解していない人も
少なくありません。

まずは自分にとって
一番大切な存在は自分自身であることを
思い出すことが重要です。

そして、一番大切な自分に対して、
それ相応の良い扱いを
してあげることです。

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人間関係において、
一番理想的なのは、
自分も幸せでありながら
相手も幸せになれることです。

しかし、現実的には
自分の幸せと相手の幸せが
両立できない場合もあります。

自分が幸せになれば、
相手に不都合が生じて、
相手が幸せになれば、
自分はハッピーにはなれない
という状況に直面することも
多々あります。

このような一方が良くなれば
他方が悪くなるという
トレードオフの状況は
珍しくありません。

そんな時に、相手を優先し、
自分の幸せを犠牲にする人もいます。

見かけ上は、
立派な行為に映るでしょう。

特に自己犠牲や我慢が美徳とされる
日本社会においては、
素晴らしいことと称賛されます。

しかし、これは大きな誤りです!

なぜなら、
相手のために自己犠牲を払えば、
自分は幸せにはなれないからです。

無理に我慢していても、
不満な気持ちが蓄積し
イライラした表情に
なってしまうでしょう。

そうなると、
まったく関係のない周囲の人々に
知らず知らずのうちに
不満をぶつけたり、
嫌な気持ちが周囲に伝染して、
相手を暗い気分にさせてしまうことも
しばしばあります。

これは悪いことなので、
無理に隠す人もいるでしょう。

心の中は不満でいっぱいなのに、
作り笑顔をして、
明るく振る舞っているのです。

しかし、そんな努力も
いつかは限界に達します。

自分の内面と外面が
全く異なる状態では、
無理が出てきて、
心と体の健康が
損なわれてしまうのです。

自分が満たされない状態ならば、
周りの人々にも悪影響を与え、
その人たちも不利益を被ります。

自己犠牲の結果、
自分が病気になってしまえば、
誰かに自分の看病を
してもらうことにもなるのです。

結局、他人に迷惑がかかる
ということになります。

これは望ましいことだ
と言えるでしょうか?

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一般的に言えば、
他人に親切にすることは
良いことです。

困っている人を
助けてあげることは
とても立派な行為です。

しかし、その際に
自分自身を犠牲にすることは
望ましくありません。

わずかな負担なら問題ありませんが、
自己犠牲が大きくなるほどは
払うべきではありません。

自分の幸せと相手の幸せが
両立できない場合は、
罪悪感を感じることなく、
まずは自分を満たしてあげましょう!

自分自身に優しく接し、
自分を最優先することです。

そうすることで、自分は幸せになり、
心身の健康状態も
良好に保ちやすくなります。

自分の幸せなオーラが大きくなれば、
周囲の人たちも
心地よく感じるでしょう。

自分の心身の健康状態が良ければ、
他人に迷惑もかけません。

自分自身を大切に扱い、
まずは自分が満たされて、
幸せな気持ちが溢れ出るようになったら、
その余剰分を周りの他人と
分かち合うこともできます。

自分の幸せの余剰分を
他人に分けてあげることは
望ましいことです。

しかし、
自分が十分ないときに
他人にあげることを
考えてはいけません。

そんなことはやめましょう。

やるべきことは、
まずは自分自身にを最優先させて、
自分自身を大切に扱うことです。

そうすることで、
自分自身が満たされれば、
他人にも良い影響を与えられます。

ぜひこのことを
心に留めておいてください。

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今回の話をまとめれば、
自分にとって一番大切な存在は
自分自身です。

それなのに、そのことを忘れて、
自分を軽視する人も多いです。

幸せになりたいと願いながら、
幸せになれないと嘆く人がいたら、
自問してみてください。

「自分」は自分にとって
一番大切な親友であることを
しっかりと意識できていますか?

そして、それなりに
自分自身を大切に扱っていますか?

もし、この答えがノーならば、
考え直してください。

親友に優しく接するように、
自分自身にも親切になり、
まずは自分を大事に扱い、
自分を幸せな気持ちに
してあげることが重要です。

もし、自分の幸せと
相手の幸せが両立しない場合は、
罪悪感なしで、
自分自身を最優先させましょう。

そうすることで、
自分は満たされて幸せになれます。

自分の幸せが溢れるほどになったら、
周囲の人たちを幸せにすることを
初めて考えると良いでしょう。

自分は自分にとって
一番大事な存在だということを
常に意識し、
自分自身を大親友と同じように
大切に扱ってあげましょう!

それにより、
自分が幸せになった後、
周囲の人たちにも余剰の幸せオーラを
分け与えることができます!