トラウマのフラッシュバックの概念を逆手に取って、幸せになろう!

自分を幸せにする方法は
色々あるでしょう。

今回ご紹介するのは、
その中の一つとして、
トラウマのフラッシュバックの概念を
逆手に取って、
幸せになるというアプローチです。

難しいことではなく、
誰でも簡単に実践できる方法です。

さっそく、詳しくご説明しましょう。

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トラウマのフラッシュバックとは何か?

まず初めに、
トラウマのフラッシュバックとは何か、
その概念を簡単に説明します。

多くの人は、
過去の不快な出来事が原因で、
特定の状況や物に対して
恐れや不快感を抱くことがあります。

これを一般的に「トラウマ」と呼びます。

では、「トラウマのフラッシュバック」は
何かというと、
過去の辛い経験や恐ろしい出来事が、
何らかのきっかけで
突如として蘇ってしまう現象です。

その回想が非常にリアルであり、
まるでその瞬間に再びいるかのように
感じることも少なくありません。

例を挙げますと、ある日、
美味しい食事を楽しんだ居酒屋で、
その晩に激しい腹痛と嘔吐に
見舞われたとします。

その一夜を苦しんだ結果、
その居酒屋には
二度と行きたくなくなるでしょう。

それどころか、
その店の前を通るだけで、
気分が悪くなる可能性があります。

過去の辛い経験が
突然思い出されるからです。

もしそうなら、これは
「トラウマ」と呼べるでしょう。

その後、しばらくの間、
その店を目にすると、
過去の不快な出来事が
フラッシュバックとして蘇り、
心に不安をもたらします。

そのような状況では、
その店を見ること自体が
フラッシュバックを引き起こす
原因と言えるでしょう。

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トラウマのフラッシュバックの概念をポジティブに活用する

通常、不安の「引き金」は、
ネガティブな感情を呼び起こすような
刺激を指します。

このような刺激は、
私たちにとって厄介なもので、
可能な限り避けたほうがよいでしょう。

しかし、この「引き金」という概念を、
ネガティブな方向ではなく
ポジティブな方向に
意識的に活用できたらどうでしょう?

そうすることで、
人を幸せな気持ちに導く可能性も
広がります。

誰もが何らかの形で
嬉しかった経験や、感動した瞬間を
持っているものです。

例えば、スポーツで
一生懸命に練習して
試合で勝利した時の喜び。

見事な景色を見て
心が動かされた時の感覚。

自分では無理だと思っていた
大きな挑戦に成功し、
満足感と充実感に満たされた瞬間など。

このようなポジティブな、
できれば何度でも体験したい
と思えるような気持ちを
呼び起こす刺激を探し、
自分自身にその刺激を意識的に与えることで、
自らを幸せな状態に導くのです。

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幸せな気持ちを呼び起こす刺激の具体例

私の場合、以前は「絶対にできない」
と自分で決めつけていたことを
実現した直後に聞いた音楽が、
喜びを呼び起こす
素晴らしい刺激となっています。

その音楽と、
自分が感じた充実感や満足感が
密接に結びついているのです。

その曲を聞くたびに、
心から喜びが溢れてきます。

そのため、私は、必要なときに
その曲がすぐに聞けるよう
携帯電話に保存しています。

似たようなアプローチを
取っている友人もいます。

彼女は、過去の楽しかった瞬間に
撮った写真を集めて、
大きなフレームに美しく配置しています。

そして、そのフレームを
居間の目立つ場所に掛けています。

友人によると、
「居間でリラックスしながら
フレームに収められた写真を眺めると、
とても幸せな気持ちになる」とのことです。

重要なのは、
過去に体験した楽しい瞬間や
感動を思い出させる刺激を、
自分が日常的に触れられる場所に
置くことです。

私にとっては、スマートフォンに
その特別な音楽を保存し、
いつでも手軽に
聞けるようにしています。

友人の場合は、
楽しい思い出の写真を
家の中で簡単に見られる場所に
配置しています。

実際、こうしたことは、
実践するのに難しくありません。

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誰でも簡単にできる! 自分をハッピーにするアイディア

もし昔の海外旅行で撮った
楽しい思い出の写真が
パソコンのディスクに眠っているなら、
それをプリントアウトして
壁に貼りましょう!

大掃除でタンスの中から
懐かしいアイテムを見つけ、
そのアイテムが
昔の楽しい時を思い出させるなら、
見えやすい場所に配置しましょう!

そうすることで、
そのアイテムを頻繁に見る機会が増え、
昔の楽しい気持ちが
再び心に湧き上がるでしょう。

トラウマを引き起こすような刺激は
意識的に避けることが重要です。

それとは逆に、
自分を喜ばせる刺激には
積極的に触れるように
努めるとよいです。

そうすることで、
自分自身をより幸せな状態に
導くことが可能だからです。

これは誰でも
簡単にできることでしょう。

落ち込んだときに
すぐにそのアイテムを見れば、
気持ちが楽になります!

日頃から気分がよくなるアイテムを探して、
手の届くところに
置いておくとよいでしょう。

楽しい思い出を
すぐに呼び起こしてくれるものを、
積極的に身の回りに配きましょう!

そして、ハッピーに感じる時間を
意図して増やしてゆきましょう!