かつて、
メンタルの調子が非常に悪く、
日常生活にも
支障をきたしていた私ですが、
今は幸いにも、落ち着いた日常を
送れるようになりました。
それでも、実際には、些細なことで
心が不安定になることもあります。
そういった状況を乗り越えるために、
私が意識して取り組んでいる
いくつかのポイントがあります。
とても効果がある
と感じられるこれらの方法を、
皆さんと共有したいと思います。
今回は、次の3つのポイントに
焦点を当てて説明します。
1)血糖値を安定させる
2)マイペースを保つ
3)心の内にあるネガティブを外に出す
さっそく詳しく
解説していきましょう。
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私はかつて
パニック発作に苦しんでいた時期があり、
しばしば繰り返されるその状態に
悩んでいました。
今はその発作は消えたものの、
極度に空腹になったときには、
パニック発作の前兆を
感じることがあります。
血糖値が不安定な状態は、
心の不安定にもつながる
と感じています。
この問題に対処するため、
私はいくつかのことを
心がけています。
まず、カバンの中には
常にスナックを携帯しています。
急に空腹になったときに備え、
何か食べられるものを
すぐに取り出せるようにするためです。
次に、
血糖値を安定させる食生活にも
配慮しています。
具体的には、
グリセミック・インデックス(GI値)
が低い食品を選ぶようにしています。
これによって、
血糖値の急激な変動を防ぎ、
精神的な安定を促しています。
特に白パンや白米、
白砂糖などのGI値が高い食品は避け、
その代わりに全粒粉のパンや玄米を
積極的に摂取します。
さらに、食物繊維が豊富な
野菜や果物も
たくさん摂るように心がけています。
食物繊維が豊富な食品は、
血糖値の安定に良いだけでなく、
便秘解消や体重コントロールにも
効果的です。
一石二鳥、いえ、
一石三鳥のメリットがある
と言ってもよいでしょう。
このような工夫により、
一日を通して血糖値を安定させるよう
努めている結果、
精神的にも安定感が増し、
以前よりも心が折れにくくなった
と実感しています。
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私は物事を進めるスピードが
遅いと感じることが
よくあります。
時間は限られているので、
効率よくタスクをこなして
次に進みたい、
という気持ちはあります。
しかし、無理にスピードを上げると、
短期的にはどうにかなっても、
長い目で見ると
身体や心が疲弊してしまいます。
その結果、後になって、
長期的な休息が
必要になることもありますし、
急いでやったために、うまくいかず、
やり直しになってしまうことも
少なくありません。
さらに、
他人の速いペースに巻き込まれると、
自分の遅さが焦りを引き起こし、
精神的にも好ましくない状態を
生んでしまいます。
焦って物事を進めると、
良い結果につながるどころか、
ミスが多発したり、
重要なポイントを見落としたり
しがちです。
その上、
不必要に心的エネルギーが消耗されて、
心の健康が損なわれることも
珍しくありません。
そう考えると、少し遅くても
自分のペースで確実に動いたほうが、
長い目で見れば、時間のロスは少なく、
心身の健康も維持できます。
いろいろと試してみた結果、最終的には
「マイペースが最も効果的」
という結論に達しました。
もちろん、私たちの多くが、
他人との関わりの中で生きているので、
他人に合わせなければならない状況も
あるでしょう。
そうした場合でも、
他人のペースに合わせる時間を
最小限に抑え、できるだけ
すぐに自分のペースに戻れるよう、
意識的に行動しています。
タスクが遅く進んでも、
自分のペースを守ることで、
長期的には最も良い成果が
得られると確信しています。
さらに、これが精神衛生上も
非常に重要であると感じています。
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ネガティブな感情に襲われたとき、
効果的な対処法は、
率直な気持ちを
紙に書き出すことです。
誰にも見せる必要はありませんから、
遠慮せず、心の中を
素直に吐き出してみます。
その感情を書き出した後、
少しだけそのネガティブな対象から
距離を置き、客観的な視点で見つめれば、
心がけっこう落ち着くことが多いです。
書く作業は少し面倒かもしれませんが、
ただ頭の中で思考を巡らせるだけでは、
行き詰まりが多く、
思考の発展も期待できません。
書くことは、
自分の心の内にあるものを
外に出す行為です。
このシンプルな行為が、
想像以上に心をスッキリさせてくれます。
書くのが苦手な方は、
信頼できる友達に話す方法もあります。
内に溜めたネガティブ感情を外に出して、
心をスッキリさせることができます。
問題が大きすぎて一人で解決が難しい、
または
友達に話すことで
相手に負担をかける心配がある場合は、
専門家である心理カウンセラーの協力を
求めるのも一つの手段です。
ネガティブな感情や不満を
自分の中に溜め込むと、
次第にその感情が積み重なり、
いつか大きな問題を
引き起こす可能性があります。
また、心や身体の健康も
壊してしまうことになるでしょう。
何か問題があったときには、
書くか話すかして、
心の内にあるネガティブなものを
外に出すことが大切です。
小さな悩みなら、自分だけが見る紙に
書き出すだけでも効果的です。
もちろん、自分だけで解決できない場合は、
信頼できる友人やプロのカウンセラーに
助けを求めるとよいでしょう。
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今回は、
メンタルが不安定になりがちな私が
実践している、
心を落ち着かせるための
効果的な3つの方法を
ご紹介しました。
具体的には、
以下のようなアプローチです。
1)血糖値を安定させる
2)マイペースを保つ
3)心の内にあるネガティブを外に出す
これらの方法は
誰にでも実践可能です。
もしもあなたが
心の不安定さに悩んでいるなら、
ぜひ一度試してみてください。
効果を実感できるはずです!