Categories: メンタルヘルス

食事を気をつけるようになってから、精神状態がかなり改善された!

メンタル的に弱い私が
食事面で工夫をしたら、
精神状態がかなり改善された!

今回は、
私がどんな食生活を心がけているか
具体的にお話したい。

私は医療の専門家でもないし、
栄養学のエキスパートでもない。

子供の頃、メンタルを酷く病み、
一時は普通の社会生活も
困難になったほど。

その後の人生でも、
メンタル的な弱さを
引きずりながら、生きている。

そんな私が実践して
「自分の状態が良くなった!」
と実感していることを
シェアしたい。

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最初の注意点は、
「血糖値の上がり下がりを
できるだけ緩やかにする」よう
努めていること。

その理由は、
血糖値が急激に下がった時、
私はパニック発作の
前触れのような感覚を覚えるからだ。

私は小学校高学年の時、
ほぼ毎晩のように
パニック発作を繰り返していた。

発作が起こる直前に
胃のムカつきや、
血の気が引くような感覚、
また、頭がふわふわする感じがあった。

私はこの感覚に
強い恐怖心を抱いている。

「また、発作が起きるかも?」
と予期不安が高まるからだ。

この不快な感覚は
お腹が空きすぎた時に起こる
と気づいた。

特に、血糖値が
急激に下がった時に
この感覚に襲われるようだ。

そんな背景があり、
血糖値の上がり下がりが
なるべく緩やになるよう
食事に気をつけている。

そのお陰で、最近は
パニック発作とも無縁であり、
発作の前触れ感覚を感じることも
ほとんどなくなった。

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おそらく皆さんも
聞いたことが
あるかもしれない。

血糖値を急激に
上げる食品もあれば、

その反対に緩やかに血糖値を
上げる食べ物もあることを。

グリセミック・インデックス(GI値)
という指標で、それが分かる。

これは、
食後血糖値の上昇度を
示す指数だ。

GI値が高い食材を食べれば、
血糖値が急上昇し、

逆に、GI値が低い食材を食べると
血糖値は緩やかに上がる。

血糖値を急上昇させるものは、
暫くすれば、
血糖値を急降下させるものでもある。

反対に、
血糖値を緩やかに上げるものは、
腹持ちもよく、
血糖値がバーンと急激に
落ちることもない。

この知識を得て以来、
私はGI値が低い食材を
意識して選んでいる。

炭水化物の場合は、
白いお米や白い粉など
精製されているものは
GI値が高いのでNG。

それよりも、
蕎麦や玄米、
全粒粉を使用したパン、パスタ
を食べている。

野菜に関しては
デンプン質の低い野菜を選ぶ。

たとえば、
ジャガイモやニンジンは
デンプン質が高い。

その一方で、ブロッコリー、
ピーマン、葉物野菜、きのこ類は、
デンプン質が低い。

また、同じ食品でも
調理方法によって、
GI値が違ってくる。

ニンジンの場合は、
生のニンジンスティックの方が
柔らかく茹でたものよりも、
GI値は低い。

一般的には、
消化吸収が良いものは
GI値が高く、
そうでないものは
GI値が低い傾向にある
と覚えておけばよい。

また、食物繊維が多い食品は
GI値が低い傾向にある。

低GI値食品を
意識するようになってから、
急激な血糖値降下も防げるため、
パニック発作の前触れ感覚も
感じることはほぼなくなった。

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メンタルヘルス向上のため
意図してやることの2つ目は、
便秘しないような食事をすること。

私は以前、
かなりの便秘症だった。

そのせいで、お腹の張りや
軽い腹痛を感じることも
よくあった。

腸の調子が悪い時は、
気分的にもスッキリせず、
怒りっぽくなったり、

逆に弱気になったりして、
精神的に不安定になることが
多かった。

私の便秘の原因は
食物繊維不足。

長い間、そのことを
知らなかったので、
若い頃は、腸の調子が悪くて、
けっこう苦しんだ。

でも、食物繊維を意識して
沢山摂取するようになってから、
規則的な便通があり、

気分的にも大きな改善がみられ、
不安に襲われる回数も減った。

具体的にやっているのは
野菜や果物を積極的に
食生活に取り入れること。

リンゴ、キィーウィーフルーツは
美味しいし、便秘にも効くので
定期的に食べている。

また、キノコ類、ブロッコリ、
キャペツ、カリフラワーは
我が家の食卓には
欠かせないものになっている。

ワカメや昆布などの海藻類、
枝豆や納豆、ひよこ豆なども
積極的に摂取している。

納豆のような発酵食品も
腸活にはかなり効果がある。

おそらく私の腸内では
以前よりも善玉菌が
大分増えたことだろう。

昔のようなお腹の張りや
腹痛を起こす頻度も
かなり減った。

それだけでなく、
お腹がスッキリしているから、
気分的にも爽快だ。

不安症の私でも、
昔よりは不安に襲われることも
少なくなったと実感している。

最近の研究結果によれば、
腸と脳は相互に影響し合う
ということが分かったそうだ。

その話を聞いて、
この研究結果は、
私が実感していることと
同じだ!と思った。

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メンタルヘルス改善のため
私がやっている3つ目の注意点は、
グルタミン酸ナトリウムを避けること。

グルタミン酸ナトリウムとは、
うまみ成分の調味料のことだ。

日本では味の素の製品名で
知られている。

グルタミン酸ナトリウムは
一般的には人体に害はない
と言われていているが、

一部の人は
この物質に敏感に反応して、
体調不良を引き起こすこともある。

私がそうなのだが、
私はグルタミン酸ナトリウムに
かなり弱い。

これを大量に摂取すれば、
私は間違いなく不眠になる。

しかし、長年、私はこのことを
知らなかった。

子供の友達のお母さんが
栄養専門家であり、
たまたま彼女と話す機会があり、
その時に、グルタミン酸ナトリウム
のことを知ったのだ。

グルタミン酸ナトリウムは
調味料として
売られているだけでなく、

加工食品の中に
含まれている場合が多い。

「グルタミン酸ナトリウムが
一部の人に不眠をもたらす」
と聞き、私は最初は懐疑的だった。

でも、自分の身体で実験して、
本当にそうだ!と確信できた。

加工品は極力避けて、
新鮮な野菜や果物、
あまり加工されていない
肉や魚を使うことで、

実際に眠れない夜を
過ごすことも、かなり減った。

それと同時に、
グルタミン酸ナトリウムを
気をつけるようにして以来、

異様な喉の渇きや
片頭痛が嘘のように
パタリと止まったのだ。

まさかグルタミン酸ナトリウムが
原因だったとは
考えもしなかったので、

自分の身体を使って
試してみて良かった!
と今では思える。

現代社会では
グルタミン酸ナトリウムを
100%避けることは難しい。

それだけ、色々な食品類に
使用されている事実があるので、
完全に避けることはほぼ不可能。

しかし、できる限り
加工品を避けるだけでも、
摂取量を大幅に減らせるはずだ。

これはアレルギーとは
ちょっと違って、

私の場合は、ほんの少量なら、
摂取しても大丈夫だが、

ある量を越えると、
不眠や片頭痛の原因に
なるようだ。

よって、意識して
できるだけ摂らないように
している。

私は、不眠になれば、
鬱っぽくなったり、
不安感が増してきて、
精神的に不安定になりやすい。

最近は良く眠れるようになり、
そのお陰で気分が落ち込んだり、
不安に襲われる日も
少なくなった。

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私はストレスフルな日には、
ビタミンB群のサプリを
摂取するようにしている。

個人的には
サプリを飲むよりも、
食品でバランスの取れた
栄養を摂る方が望ましい
と考える。

しかし、時には、
期限に迫られていたり、

自分にとって
心の負担になるイベントが
あったりして、

いつもよりも
ストレスが大きいと
感じられることもある。

私はそんな時だけ、
ビタミンB群のサプリに
頼ることにしている。

ビタミンB群のサプリを摂れば、
心が落ち着くような気に
なれるからだ。

習慣的には摂らないが、
ストレスが強いと感じる日には、
意図して朝食と一緒に摂取する。

もしかしたら、プラシーボ効果
かもしれないが、

プラシーボ効果だとしても、
私自身が気持ちが落ち着く
と満足できるので、
それでいいと思っている。

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ということで、今回は
メンタル的に弱い私が、
食事面で気をつけることにより、
大分精神状態が改善されたことを
お話した。

具体的に注意することは、
1)血糖値の上昇、降下を
緩やかにするために
GI値の低い食品を選ぶこと。

2)食物繊維の多い
野菜や果物、海藻類、
豆類を積極的に食卓に
取り入れること。

3)加工食品は避けて、
グルタミン酸ナトリウムを
なるべく摂らないよう
努めること。

4)ストレスを強く感じる時だけ、
ビタミンB群のサプリを摂取して、
気持ちを落ち着けること。

これにより、お陰様で
私の睡眠や腸の状態も改善され、
以前よりも気分も爽やか、
不安を感じることも
大分少なくなった。

参考になれば、幸いだ。