良い現実を引き寄せるために、良い波動を出そうと頑張る時の落とし穴

今回は、
良い現実を引き寄せるために、
良い波動を発するために努力する際の
落とし穴について
お話ししたいと思います。

良い波動を追求する熱意が
あまりにも強すぎると、
結果的には
逆に悪い波動を発してしまう
という矛盾が生じることも
しばしばあります。

では、なぜこの落とし穴に
陥ってしまうのでしょうか?

そして、どうすれば
それを避けることが
できるのでしょうか?

今回は、この件について
考えてみます。

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まず最初に基礎知識として、
「波動共鳴の法則」について
お話ししましょう。

「波動共鳴の法則」とは、
同じような波動や周波数を持つ
ものや事象、人々は、
お互いに共鳴しあいながら、
引き寄せ合っている
という法則です。

これは宇宙エネルギーの法則
と言えます。

波動共鳴の法則を
自分に有利に働かせ、
自分にとって心地よいものや
素晴らしい人々、出来事を
身の回りに引き寄せようと、
多くの人々が努力しています。

そのために、自分の内面を整え、
軽やかで心地よい波動を発することに
集中するのです。

確かに
明るく心地よく軽やかな状態を
心がけることは、
とても素晴らしいことです。

このような波動を発する人の周りには、
文句や他人の悪口を言うような人や、
嫉妬や恨みを抱えた人々は
近寄ってきません。

「類は友を呼ぶ」ということわざ通り、
同じように明るく、心地よく、
軽やかで魅力的な人々が
引き寄せられてきます。

心地の良い波動を感じている時には、
さまざまなチャンスにも
気づきやすくなります。

そして、チャンスに対して
適切な行動を起こすことで、
素晴らしい結果につながることも
珍しくありません。

「波動共鳴の法則」は、
いつの時代でも、どこにいても、
私たち人間に
平等に作用するものです。

もしも自分が、
素晴らしい人々や出来事に
恵まれたいと願うのであれば、
自らそのような気持ちを持ち、
軽やかで心地の良い感覚を
味わうことが必要です。

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しかし、残念なことに
良い波動を出そうと
熱心になりすぎれば、
ちょっとした罠に陥ることも
少なくありません。

私たちの日常生活では、
さまざまな出来事が
身の回りで起こり、
時には「バカヤロー」と
叫びたくなることもあります。

悲しい出来事や残念なことが起こり、
悲しい気持ちや残念な気持ちに
なることも普通にあります。

常に良い波動を目指す人は、
こうしたときに
困惑してしまうのです。

「ああ、どうしよう!
こんなにネガティブな気持ちに
なってしまった!」と、
否定的な感情を抱いた自分自身を
残念に思い、がっかりし、
自分を責めてしまいます。

時には焦りの感情に
襲われることも
珍しくありません。

良い波動を出すことに
執着すればするほど、
自分が良い状態でないときに
自分自身を受け入れられず、
自己否定に陥ってしまいます。

良い波動は
素晴らしいものですが、
良い波動に執着しすぎることで
逆に悪い波動を
出してしまうことになるのです。

自分が良い波動を
出せないことに対して
情けなく思う気持ち。

良い波動を出せないことへの
焦りの気持ち。

結果的にがっかりし、
力が抜けて、
落ち込んでしまうことになります。

この状態は、良い波動からは
ほど遠いものです。

良い波動を出すために
努力した結果、
悪い波動を出してしまい、
そのために非常に苦しみます。

これが、良い波動を出そうと
一生懸命になった人が
陥りやすい落とし穴なのです。

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一体何が問題なのでしょうか?

それは、常に自分が
良い波動を出したいと願う
「完璧主義的」な姿勢です。

いつも自分が
良い状態でなければならない
という気持ちが強ければ強いほど、
この罠に簡単にはまってしまいます。

実は、ここに問題があります。

なぜなら、この世には
ポジティブなことだけでなく、
ネガティブなことも
実際に存在するからです。

自分の心の状態が良ければ、
身の回りにある
ネガティブな要素に
振り回されることも
少なくなるでしょう。

それによって
悪影響を受けることも
防げるはずです。

したがって、良い心の状態を
維持することは大切です。

しかし、皮肉なことに、
ネガティブなことを一切受け入れず、
ネガティブを取り除こうと頑張れば、
逆にネガティブは
自分の内側で膨らんでしまいます。

ネガティブを否定すればするほど、
ネガティブな感情に
襲われてしまうのです。

それよりも
ネガティブなことを完全に
排除しようと努力するのではなく、
この世界にはポジティブな要素だけでなく、
ネガティブな要素も
両方存在することを認識し、
ありのままを
受け入れた方が良いです。

できる限り長い時間、
ポジティブな気持ちで
いられればいいな~と
軽く望むことはあっても、
何がなんでも
常にポジティブでいなければならない
という完璧主義的な考えは
捨てることです。

基本的には、
自ら心地よくて明るい波動を出せるように
意識するのは良いことですが、
絶対にポジティブでないといけない
とは思わないことです。

時には不快な感情を
感じることがあっても、
それは仕方がないと
サラッと受け流してしまいましょう。

ネガティブな感情も
自然な人間の感情なので、
感じる時には思い切って感じて、
後はスッキリした方がよいのです。

「あの時、ネガティブな波動を
出してしまった!」と後悔したり、
残念に思ったりする必要はありません。

ネガティブな感情も
普通に起こるものだと受け入れて、
ありのままの気持ちを否定しなければ、
ネガティブ感情も自然と
消えていくものです。

望ましくないと思えるものを
無理に抑えるよりも、
「たまにはそんなこともある」
と気軽に受け止める方が、
結果的にはより心地よい波動に
早く戻れるでしょう。

なるべく長い時間、
良い波動でいることは重要ですが、
絶対に良い波動を
常に目指さなければいけない
とは考えないことです。

そうすれば、
この罠に陥りることもなく、
逆効果で苦しむことも防げます。

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今回の話をまとめると、
同じような波動や周波数を持つ
ものや出来事、人々は
常にお互いに
共鳴し合いながら
引き寄せられています。

良い出来事を
引き寄せたい場合、
自ら良い波動を出すことが重要です。

そのために、
良い波動を出せるように
意識することは素晴らしいのですが、
それに執着しすぎると
逆効果になることも多いです。

良い波動を出せない自分を責めたり、
良い波動でいられないことに
焦りを感じたりして
がっかりしたり、落ち込んでしまうことも
あるからです。

そうなると、良い波動どころか
悪い波動を
放ってしまうことになります。

そのような状態を避けるためには、
絶対に常に良い波動を
出さなければならない
という完璧主義的な姿勢は
捨てたほうがよいです。

できるだけ長い時間、
良い波動でいられたらいいな~
と軽く望むことはしても、
絶対にそうしなければならないと
良い波動に固執しないことです。

気軽な気持ちになれば、
結果的にはより長い時間を
軽やかな気持ちで過ごすことも
可能になるからです。

この世の中には
ポジティブなことも
ネガティブなことも
両方存在するため、
ネガティブな要素を否定せずに
ありのまま受け入れて
気持ちを軽くすることが大切です。

そうすれば、
この罠に陥って苦しむことも
防げます。

良い波動への強い執着はやめて、
軽やかな気持ちで
毎日を楽しく過ごしましょう!