「やること」を考えると同時に、「やめること」もしっかり考えよう!

今回の話は、
「やること」を考えると同時に、
「やめること」もしっかり考えよう
という内容。

そうすることで、
より豊かに生きることも
可能になるからだ。

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「今年はこれを始めよう!」
「新しいことに挑戦しよう!」
「これをやってみよう!」などと
目標を立て、張り切る人も多い。

目標を立てる際、
私たちは、何かを「やること」
にフォーカスを当てる傾向にあるが、

「やること」を考えるのと同時に、
「やめること」も
しっかりと考えた方がよい。

その理由は、私たちの
時間やエネルギー、
資金などのリソースは
無限にあるわけではないからだ。

私たちは皆、平等に
1日24時間与えられている。

時間は誰にとっても有限だし、
個人のエネルギーも同様に有限。

あれも、これもと
沢山のことをやりたくても、
現実的には
すべてをやるのは不可能だ。

自分に与えられた有限資源を
上手に利用して、
最も幸せで豊かになれるよう、
努めることは大切だ。

時間的にも、労力的にも、
カツカツの生活をしていれば、
新たにやりたいことが出て来ても、
余裕が全くないはず。

新しいものを入れるには、
何かを捨てる必要があるのだ。

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では、具体的に
何をやめればよいだろうか?

まず最初に、
今やっていることの中で、
自分の生産性を阻害したり、
自分を不幸にしているものは
ないかどうか? 
考えるとよいだろう。

いつも普通にやることでも、
すべてが必要なことだとは
限らない。

どんなことでも、
一旦ルーティン化されれば、
疑うことなく、
当然のこととして、
それを自然とやっている。

今やっていること一つ一つを
思い出し、「これって本当に
必要なのだろうか?」と
自分に問うことをお勧めする。

習慣化されていることでも、
しっくりこないものがあれば、
やめることリストの中に
入れよう!

やらなくても、
さほど支障がないことも、
思い切って、切り捨てる。

一生懸命やっても、
あまり成果が出ないものなど
コスパが悪いものも
やめるべき対象だ。

「やめること」をしっかり考え、
やめる決断ができれば、
時間面でも、労力面でも、
ゆとりを持って
生活できるようになる。

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何気なくやってきたことでも、
長い目で観れば、
自分が不健康になったり、
不利益を被るものもある。

これらも「やめること」として、
しっかり考えた方が望ましい。

例えば、典型的なのは「お酒」。

お酒をやめられれば、
お金や時間的な余裕も生まれる。

また、健康面でも、
やめることで長期的な利益を
得ることが可能だ。

砂糖菓子やポテトチップスも
似たようなことが言える。

これらの嗜好品は短期的には
喜びを与えてくれる
かもしれない。

しかし、食べすぎれば、健康を損ない、
お金の無駄遣いにもなる。

徹底的にやらないようにする
というよりも、
やる頻度や量を減らした方が
よいものもある。

例を挙げれば、スマホの利用時間。

スマホを使えば、
色々なタスクが簡単にできる。

スマホは、私たちの生活を
より便利にしてくれる点では、
素晴らしいものだ。

ただ、望ましくない点も
否定できない。

SNSとか、ネットサーフィンで
時間を無駄遣いする人も
多いのではないだろうか?

もしそうならば、
時間を決めてスマホを利用し、
できるだけ無駄な時間を
減らした方が賢明だ。

やめることや、減らすことを
目標にするのは、
雑草取りをするようなもの。

不要なものは取り除いて、
周囲をスッキリさせられる。

綺麗サッパリ片付けば、
スペース的にも
新たな空間が生まれて、
新しいものも入って来れる!

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私たちは、「~しよう」と
やることに焦点を当て、
そちらに一生懸命になる
傾向がある。

それはある意味、
素晴らしいことだ。

しかし同時に
「~はやめよう!」と
やめることもしっかり考え、
それをやらなくする目標を
立てることも重要だ。

なぜなら、
私たちの時間や労力、資金は
有限リソースだからだ。

やめた方が良いのは、
生産性を阻害するもの、
自分を不幸にするもの、
コスパが悪いもの、
やらなくてもさほど支障が出ないもの、
不健康や不利益につながるもの、等々。

何かをやめることで、
自分の時間やお金、エネルギーが
新たに生まれる。

余剰な時間、お金、労力で、
自分にとって建設的なこと、
人生を豊かにしてくれること、
楽しくなることを
始めることも可能になる。

自分に与えられた有限資源を
上手に利用して、
幸せや豊かさを
マックスにすることを狙おう!

そのためには、
「やること」と同時に
「やめること」もしっかり考えて、
不必要なものは
どんどん切り捨てて行こう!