なんとなくイライラする。
なんとなくしっくりこない。
なんとなく面白くない。
なんとなく物足りない。
なんだかよく分からないけど、
スッキリしない。
そんな時には、
なんとなくの正体を見つけて、
言語化すると役に立つ。
そうは言っても、
何だか分からないから
困っているのではないか!
うん、確かにそう。
自分では言葉にできないから
モヤモヤするんだ。
そのモヤモヤを
上手く表現できないから、
スッキリしない。
自分の中にある
しっくりこない何かが
徐々に蓄積していって、
重たく感じられる。
この重たい感じを
どうにかしたい!
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もし、
自分で見つけられないのなら、
他人の力を
借りてもいいのでは?
その何かを知るために、
誰かに頼ればいい。
でも、言語化できない人は、
内気な人が多い。
誰かと直接話して、
他人からヒントを得ることも
なかなかしにくいものだ。
そこで役立つのは、
人に直接会うことなく、
自分だけで人に頼る方法を
利用すること。
具体的には、
YouTubeで
色々な人のトークを聞いたり、
本を読んだり、
オーディオブックを聞いたり、
誰かが自分の気持ちや考えを
言葉にするのを参考にしてみる。
色々な人たちの文章を読んだり、
トークを聞いているうちに、
「あっ、これだ!」と思うことがある。
「そうか、このような表現をすれば
いいんだ」と分かる。
自分が感じることや
考えることは、
自分だけがそう感じたり、
考えたりするのではなく、
けっこう多くの人々が
同じように感じたり、
考えたりする。
時には、自分の気持ちや考えを
そっくりそのまま代弁するような
文章やトークに出会うこともある。
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表現の仕方が分かったら、
今度は自分で書いたり、話したりして
外に出してみることだ。
日記にそのことを書いてもいいし、
友人にその表現方法を使って
話すのもあり。
人の書いた文章を読んだり、
誰かのトークを聞くことは、
インプット。
インプットにより、
どういう表現をするのか?
どういう言葉が人の心に響くのか?
知ることが可能だ。
私がなんとなく感じていることは
こういう風に言えば、
他人にも伝わりやすい
と理解できる。
単に、人の話を聞いたり、
本を読むだけでは、
その時には適切な表現だと分かっても、
少したったら、
すぐに忘れてしまう。
忘れないようにするためには、
自分も同じ表現方法を使って、
自分のものにすることが重要だ。
自分で書いたり、話したりするのが
アウトプット。
アウトプットがあるからこそ、
その知識は身につく。
インプットだけ
どんなにたくさんやっても、
その時には「ああ、そうだな」
と納得して満足できても、
1週間もすれば、すっかり
そのことは忘れてしまう。
でも、インプットをした後に、
自分で書いたり、話したりして、
アウトプットを行えば、
自分の記憶にも定着しやすく、
ボキャブラリーも増える。
ただ聞くだけでは不十分。
聞いて学んだ後には、
絶対に書いたり、話したりして
自分の身につけることが大切だ。
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慣れないと、
「書く、話す」をすることは
かなり面倒に感じられる。
しかし、試してみる価値はある。
なぜなら、
書くこと、話すことをすれば、
今まで自分の中だけにあり、
モヤモヤしていたことを、
外に出すことができるから。
すると、信じられないほど
スッキリ感を味わえる。
たとえ、何らかの問題があり、
その問題自体は解決しなくても、
自分の内に
しまっておかずに、
アウトプットで外に出せば、
心はかなり落ち着くものだ。
このことは実際にやってみれば、
実感できるはず。
書いたり、話したりで
外に出すことで、
大分気持ちも安定する。
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誰かの文章を読んだり、
トークを聞いたりして、
表現方法を学び、自分もそれを使用して
アウトプットすることは、
自分にとって
コミュ力も上がるし、
モヤモヤしたものを外に出し
スッキリできる利点がある。
それだけでなく、
更に良いことがある場合も…
読んだり聞いたりした内容が
心理問題を扱うものなら、
その問題の解決方法が
紹介されていることも多い。
もしかしたら、
その方法は自分にとっても
有益かもしれない。
必ずしも自分に役立つかは
分からなくても、
一応、参考にすることが可能だ。
YouTubeでは
心理学や心理カウンセラーの
チャンネルも沢山あり、
役立つアドバイスを聞くこともできる。
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実際に、心理カウンセラーに会って、
直接セッションを受けることもありだ。
その場合、
こんなことが起きて、
なんとなくモヤモヤして
と説明すれば、
カウンセラーが
「おそらく、あなたは
こういうことを感じたのでしょう」
とヒントをくれる場合がある。
そして、話しているうちに、
自分の「何となくしっくりこない」
がはっきり見えてくることもある。
悩んでいる個人は
自分独自の悩みだと思っているが、
実際のところは、
人間の悩みの多くは、本質的には
かなり似たり寄ったりだ。
プロのカウンセラーは
クライアントとのセッションを通して、
似たような悩みをしばしば聞いている。
だから、
「おそらく、こういうことね」
と分かるのだ。
なんとなくの周辺を話すうちに、
自分でも問題点が明らかになる。
そして、話すことにより、
モヤモヤしたものも外に出て、
スッキリ感じることができる。
なんとなくモヤモヤ
の正体を突きとめて
実際に言葉を使って表現すれば、
自分では驚くほど
気持ちがラクになり、
心も安定してくる。
適切な表現を知り、
話す、書くのアウトプットをして
外に出すことは、
精神衛生上、とても良いことだ。
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自分の中に何かがあるのに、
それが上手く表現できずに
外に出せないのは、とてもツライこと。
なんかイライラする。
モヤモヤする。しっくりこない。
何かが欠けている気がする。
このような経験をしても、
ずっとそのまま放っておけば、
その小さなモヤモヤが
徐々に大きくなって、ずっしりと重くなる。
重たく感じるようになれば、
心的エネルギーも
不必要に奪われてしまう。
そうならないために、
いったいそれは何なのか?
その正体を見つけて、
言語化して外に出すとよい。
これにより、
気持ち的にも随分救われる。
適切な表現が分からないから、
自分でも困っている。
そんな時には、誰かの本やトークを聞き、
自分の「なんだかしっくりこない」
を見つけることが最初のステップ。
聞いたり、読んだりしているうちに、
「あっ、これだ!」と
ピンとくる感覚があれば、
モヤモヤの正体を見つける
大きなヒントになる。
その本やトークの言葉を
自分自身も使って、
自分の気持ちや考えを外に出そう。
表現することにより、
自分のコミュ力が上がるだけでなく、
気持ち的にもラクになれる。
一旦、表現方法が身につけば、
同じようなことが起きた時、
今度は自然と表現できるようになる。
その気になれば、
自分一人でもできるので、
是非、試してみてね。