新しいことを始めたり、
今までやったことのないものを
試してみたりすることは、
とても有意義なことだ。
それにより、新しい発見があり、
自分の視野もどんどん広がってゆくからだ。
しかし、新しいことに
なかなか挑戦できない場合もある。
なぜ、そうなのかは、失敗が怖いから。
失敗した時のダメージを想像すれば、
「立ち直れなくなるかもしれない」
と思えて、尻込みしてしまう。
これを防ぐためには
計画を立てる時には、
失敗できる余裕を作っておくとよい。
上手く行かなくても、
受け皿が用意されていれば、
失敗を恐れることなく、
気軽に新しいことにチャレンジできる。
今回のテーマは
「失敗できる環境を作ろう」という話。
勝間和代さんのトークを参考にして
お話してみたい。
勝間さんは最近、ユーチューブ動画を
1日2本取るようにしているそうだ。
その理由は、たとえ1本が失敗に終わっても、
もう1本あるので、心に余裕ができるから。
余裕があれば、動画撮影も楽しくなる。
楽しみながらやるものは、
良い結果に繋がることも多い。
もし、たった1本だけならば、
「これを絶対、成功させなければ」
とプレッシャーがかかって、
緊張のために上手く行かなくなる。
失敗しても大丈夫な環境を整えておけば、
心の自由度も高まり、楽しく挑戦できるものだ。
勝間さんは「エアークローゼット」という
洋服を借りられるサービスを利用している。
エアークローゼットの良い点は、
注文した洋服が気に入らない場合には、
簡単に返却できることだ。
ファッション面で色々チャレンジするには、
このサービスはもってこいだ。
洋服も物によってはかなり高額。
お店で見た時には「こういうのもいいかも」
と思い、高いお金を支払って購入する。
でも、実際に着てみたら「良くなかったな」
と後悔することもしばしばある。
エアークローゼットで借りるのならば、
気軽に色々なファッションを試すことも可能だ。
普段の生活の中で、
たとえ失敗しても
そんなに大きなダメージが出ないよう
工夫して失敗できる環境作りをするとよい。
私の場合は、料理に関して、
そのような配慮をしている。
私は料理本を見ることは好きでも、
実際に料理本に従って料理するのが嫌いだ。
自分なりに色々実験してみて、
新しいレシピを開発するのを楽しんでいる。
時には料理の実験が上手く行かず、
とんでもない料理が出来上がることもある。
食べられないことはなくても、
失敗作の料理を家族に出すのは、
ちょっと可哀そうだ。
だから、料理の実験をする際には、
前の晩の残り物がある時にしている。
万が一、上手く行かず、
食べられないような失敗作ができても、
昨日の残り物を家族にあげればいい。
失敗した場合にも、
プランBがあると知っていれば、
そんなに緊張することなく、
楽しんでいろいろなチャレンジができる。
私の料理の実験は、
とんでもなく変なものになることもある。
でも、時には「これはかなりイケる」
と驚くような結果も出るので、
試してみることは面白いと感じている。
新しいことを試す時には、
上手く行かない場合もしばしばだ。
どんなことだかはっきり分からないから、
確実にこうなるとは言えない。
色々工夫して試行錯誤しながら、
上手く行く方法が見つかるものだ。
失敗したときには、どうすればいいのか?
受け皿がきちんとしていれば、
尻込みすることなく、挑戦することも可能だ。
「挑戦」と言えば、
大きな挑戦をイメージしがちだが、
大それたことをする必要はない。
日々の生活のルーティンの中で、
「いつもはこうやっているけれど、
少し違ったやり方でやってみよう」
という感じで、小さなチャレンジをするとよい。
そうすることで、
今までは知らなかったことを学んだり、
見えなかったものが見えてきて、
気持ち的にも豊かになってゆく。
日々、いつもとはちょっと違う
小さなチャレンジを繰り返していれば、
長期的には、全くそれをやらないよりも、
ずっと楽しい人生になるだろう。
勝間さんがアドバイスする通り、
常に「失敗できる環境」を
意識して用意しておくことは、
心の余裕も増して、
新しい挑戦がラクにできるようになる。
勝間さん、役立つトークを
有難うございました。
参考動画:「楽しく失敗できる環境を作ろう」
(勝間和代が徹底的にマニアックな話をするYouTube)