自分軸で生きるとは、
「こうやって生きたいな」と
自分が心の底から思うように
自分らしく生きること。
自分の魂が喜ぶように生きることだ。
とてもシンプルに聞こえるけれど、
親子関係が不健全だと、
このことが見えにくくなる。
子供を自分の所有物のように扱い、
成人した子供に対しても
「ああしなさい」「こうしなさい」
「そうするべき」「あれはダメ」
なんて言う親は、子供を自分の
都合の良いように
コントロールしようとする。
生まれた時から成人するまで
このような支配欲の強い親元で
育った人は、親が希望する人生を
疑うことなく歩むこともしばしばだ。
彼氏がいるのに親が勝手に
見合い話を勧めてくる。
「その彼は家柄が良くないから、
結婚しても、あなたは幸せになれない」と
勝手に決めつけて、
親の気に入った学歴や職業の人と
結婚させようとする。
自分は音楽が好きなので、
大学では音楽の勉強をしたい、
と思っているのに、
親は医学部に行きなさい
と勝手に押し付けてくる。
こういう話はよく聞くことだ。
小さな子供の頃から
親に言われた通りに
素直に従って生きていれば、
「この子はとても良い子だ」
と称賛される。
そして、自分もその通りだと思う。
でも、年を取るにつれて
何かがオカシイと感じ出す。
はっきり分からないけれど、
なんとなくシックリこない感
が自分の中にあるのだ。
このシックリこない感覚、
何となく満たされていない感覚、
これは自分軸で生きていないサイン
かもしれない。
毒親の元で育った子供が
自分が本当に望んでいることが
見えなくなってしまう場合、
どうしたら、自分軸を
取り戻すことができるだろうか?
アメリカ在住YOKOさんが
自分軸を確立する簡単な方法を
ユーチューブ上で紹介している。
以下はYOKOさんのトークより。
自分軸を確立するために必要な
2つのことは以下の通り。
1)自分の心が求めている物を明確にする
2)自分の人生に必要ないものを知る。
つまり、自分は「本当は」何をしたくて、
何をしたくないのか、を知ることだ。
自分の求めているものが
分かりにくいと言う人は
嫌な人や、望まない状況を
思い浮かべてみるとよい。
嫌だと思うことこそが
自分の本当の望みを指し示す鍵
となるからだ。
この世界は「陰」と「陽」でできている。
「光と闇」「善と悪」「プラスとマイナス」
「ポジティブとネガティブ」というように
対極の物で構成されている。
もし、光がどんなものだか分からないなら、
闇の部分を知ってみる。そうすると
その対極にある光が理解しやすくなる。
嫌な物のお陰で、理想の物が明確になるのだ。
次に自分が心底やりたいことを炙り出すこと。
分かりにくいなら、次の質問を自分にしてみよう。
「自分は今、死の直前に立っている。
あれも、これもやりたかった。
めちゃめちゃ後悔する」と思う時、
では、自分はこの人生で
何をやっておけば良かったか?
と自問自答するのだ。
このようにして、
自分のやりたいことが明確になったら、
次のステップに移る。
今、自分がやっていることは
上記で見つけた「自分のやりたいこと」
と同じだろうか?
同じでないものは
自分の人生には必要のないものだと分かる。
本当はどう生きていたいのか?
どうすれば、魂が喜ぶのかが分かる。
そして、最後に実践することだ。
今までやりたくてもできなかったことに
挑戦してゆくのだ。
いきなり多くのことを実践するのは
難しいから、一つひとつやっていく。
少しずつやっていくとよい。そして、
「自分の望むことに沿っているだろうか?」
と意識しながら毎日を送る。
そうするうちに、
他人や周囲ではなく、
「自分」がどう思うか、
どう感じるかで動くことが
できるようになる、ということだ。
自分軸がしっかりすれば、
迷うことも少なくなる。
外の人に対しても、
自分の意向に沿わなければ、
断ることもできやすくなる。
YOKOさん役立つトークを
有難うございました。
参考動画:「風の時代必須スキル」 何をやりたいかわからない、迷いやすい方必見。人生が光り輝きます。おまけはサロンの軸と再募集について
(ユーチューブ YOKO の宇宙研究CH)