今日は私の病気の話をしてみたい。
メンタル疾患のことではなく、身体の病気のこと。
私は目の病気が2つある。
緑内障と中心性網膜症だ。
そのため、4カ月に1度、眼科検診を受けている。
緑内障は眼圧が高くなり、
視神経にダメージを与える病気。
放置しておけば、視野が徐々に欠けてゆき
失明する可能性もある怖いもの。
私の場合は、目薬を毎日さすことで
幸い、眼圧をコントロールできている。
緑内障は遺伝的要素が大きいそうだ。
中心性網膜症は網膜の黄斑部に
浮腫が生じる病気。
通常、片方の目だけ発症することが多く
私の場合は、左目が問題あり。
右目を隠して、左目だけで見れば、
物が歪んで見えたり、色が暗く見える感じだ。
明確な原因は未だ分かっておらず
ストレスが関係していると言われている。
私がこれらの病気を発症したのは12年ほど前。
一時は眼圧上昇が激しく、また、
左目の物の歪みもかなり酷かった。
でも、ある時期を境に、徐々に回復して、
今では眼圧面でも、視力面でも
昔より、かなり良い状態に落ち着いている。
眼科医によれば、緑内障は
加齢に伴い悪化傾向にあるそうだ。
私のように、年を重ねるにつれ
良い方向に向かうのは珍しいとのこと。
ある時期を境に快方に向かったのは
偶然ではなく、理由があるのでは
と思うようになった。
その理由とは、斎藤一人先生に出会い、
一人先生のトークを沢山聞くようになったから、
と自分なりに解釈しているのだ。
それ以前の私は、実の両親に対して
ドロドロした怒りの感情を燃やし
常にピリピリしていた。
目の前に両親がいるわけではないのに、
昔起きたことを繰り返し心の中に蘇らせて
怒りの気持ちに支配され、身体もコチコチになっていた。
一人先生のお陰で、
私の両親に対する気持ちも徐々に変わった。
そして、両親を許せるようになった。
それと同時に、自分を責めることも減った。
今でも両親のことを好きにはなれないが
両親のことを考えても、
感情的にも穏やかで、怒る気持ちは湧かなくなった。
自分自身を責めることも少なくなったので、
昔よりもずっと楽な気持ちで生活できている。
こうなれた時、私の身体は緩んだと感じた。
そのお陰で、目への負担も少なくなったからだ
と自分なりに勝手に考えたのだ。
これが本当かどうかは分からない。
でも、ひとつ言えることは、
常にピリピリして、怒っていると
身体も緊張状態になり、リラックスできない。
この状態が長く続けば、
心身の状態に悪影響を与えても不思議ではないこと。
私の身近に病気ばかりしている人がいる。
その人は超完璧主義者で
常に高い理想を求めているが、
それが満たされないために、
自分に対しても、他人に対しても批判が多く
常にイライラしている状態だ。
その人と会うことがあれば、
彼女から戦闘モードの波動が感じられるほど。
こんな感じで生きていれば、病気になっても当然だ。
すべての病気が心の在り方から来る
とは言えないだろうが、
心の在り方を変えて、身体が緩まり
ゆったりした気持ちで生活できるようになれば
防げる病気もあるのではないか?
憎い他人に対して怒りの感情を持っても
その怒りは他人には伝わらない。
自分が怒ったところで、
他人にダメージを与えることはできない。
それよりも、自分を悪い状態に持って行き
自分自身を破壊することになる。
なんて、愚かなことかと思う。
大嫌いな人のために
嫌な気分になって、エネルギーを消耗する。
その上、自分自身にダメージを与えるのは
ほんとうに馬鹿らしいことだと思う。
自分が良い気持ちで、心地よい状態でいることを
目指す方が、自分のためにも
周囲のためにも絶対に良いはずだ。
心の在り方が病気を作ることもあり得る。
そう考えて、防げる病気は
防いだ方が賢明だと思った。